根室は、複雑に坂道が絡み合っているような地形だ。地図で視れば、概ね碁盤の目のように東西の通と南北の通が拡がっているのだが、歩き回ってみると、坂道の高低差の故に「地図から受ける感じ」と少し趣が異なる…それがなかなかに面白い!!
↓「坂道の脇の均した地面」と判る箇所に、なかなかに趣深い建物が見受けられた…

↑木造と煉瓦造の建物を組合わせたような、少し独特な建築である…手前側の木造部分は、北海道内では広く視掛けるような型だ…
煉瓦造の建物に「氷碓」と在るが…これは昭和20年代位までに見受けられたような「右から左に横書き」というモノで、“碓氷”(うすい)であろう…
↓この角度であれば、「坂道の脇の均した地面に建物」というのがよく判る…

“碓氷”…これは根室では古い歴史を有する企業で、現在では酒造場を営むことで知られている…
↓少し進むと、その“酒造”の方の建物も見える…

↑こちらも煉瓦造の建物と…多分「木造モルタル」と思われる建物を組合わせた様式だ…
↓彼らが醸す清酒<北の勝>は、ここで手掛けているのだろうか?なかなかに奥行きの在る建物だ…

↑同社では、特段に製造を行う蔵の見学等は実施していないそうだ…
根室の歴史を紐解くと、戦時下に空襲を受け、当時の市街の8割程度の区域で被害を受けてしまったのだという…
↓そんな歴史を想うと、こうやって古風な倉庫風な建物が連なるこの辺りは、なかなかに貴重なのかもしれない…

↑坂の上が「東寄り」であったか?仄かに暁の色が滲むのだが、劇的な空を視るには、やや雲が多目な天候であった…
この坂道…「時季としては温かい」感じであったとは言え…雪や氷で多少は足下が悪かった…何か、もう少し歩き易そうな時季に改めて訪ねてみたいような気分だ…























