あの日は早朝に素晴らしい黎明と日の出に鏡面のような海を視て、<ルースキー・テーレム>の“船上公演”も思い出し…思わず「利尻へ行ってみよう!!」ということにしたのだった…
結局、午前中の時間帯に“定期観光バス”に乗車し、島を一周し、進む先々の様々な角度から望む利尻富士の姿を愉しみ、午後のフェリーで稚内港へ引揚げた…
↓こういうフェリーが利尻の鴛泊港に登場する…

この好天に恵まれた日…鴛泊で一寸したサマーフェスティバルを催行中で、その中で地元の青年有志が「往年のユースホステルの仲間達風に…」と称して、埠頭で元気よく歌等で見送ってくれて、フェリーが出発した。
↓フェリーは、こうした美しい山の偉容を望みながら、稚内を目指し始める…

↓「好天に恵まれ、利尻は佳かった…」と思いながらぼんやりしていれば、山の偉容はどんどん遠ざかって行く…

↑カモメが船上で翼を休める様が、何となく好い…
↓カモメと言えば…船ではこういうポスターも視掛ける…

↓2時間足らずの航海で乗船するフェリーだが、確りオレンジの救命艇も積載されている…

↓オリジナルラベルの“ワンカップ”を頂く…こういうのもフェリーの旅の一寸した愉しみ…

↑“ワンカップ”を頂きながら、甲板で海を眺めていると…「好天の休日に、一寸出掛けている…」という状況下に在りながらも、「一寸した旅をしている…」という気分になる…
↓何時の間にかノシャップ岬辺りを廻り込む…

↓そして「海の彼方」の稚内…極短い“お出掛け”ながら、こうして馴染み切った光景に再会すると安堵する…

“毎年”でもないが…時々思い付いて利尻辺りに出掛けてみる…意外に好いものだ!!