旭川駅のバスターミナルだが、駅舎の直ぐ前に幾つか在る停留所から発着する他、そのエリアの手前の宮下通を横断した辺りの停留所から出ている便も在る。上川神社へ向かう運行系統#82または#84は、その宮下通を渡る場所から出ていた。概ね「X時55分」というような時刻に発車で、1時間に1本程度の運行だ。それに乗車した…運賃は200円で、10分程度の乗車で着いた…
↓「北の地に鎮座する社」という風情が強く感じられるような雰囲気の上川神社だ…

↑少し雪が交じる中で訪ねたのだった…
1893(明治26)年に「旭川の鎮守」として神社が起こり、鉄道の設置等の事情で場所を遷した経過も在るが、1924(大正13)年6月6日に現在地に遷っているのだという…
↓社殿に掛けられた幕に桜の紋章が入っている。

↑国学者であった本居宣長による「敷島の大和心を人問はば、朝日ににほふ山桜花」の朝日を旭川の旭に掛け、山桜花を社紋としたのだそうだ…
何か…雪が無い時季、状況に視るよりも強く惹かれる感がした。ぼんやりと社殿を暫し眺めていた…賑わっていたという程でもないが、参拝者は三々五々、余り途切れずに訪れていた感である…
↓社殿が在る辺りへは、こういう石段を通る…

↓雪が断続していたが、降雪の間隔が短く、除雪作業が少し追い付いていなかったのかもしれないが…こういう場所を踏み締めて進み、「北の地に鎮座する社」という風情が強く感じられる上川神社を詣でた…

時には神社を訪ね、日々の安寧や自身が生きて居るということに対して感謝の意を表するという位の営みも悪くはないと思っている…
復路は、バスが通らなかった“近道”のような住宅街の間の道路が在って、そこを25分程度歩くと旭川駅の南東側に至った…
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