2019年12月12日

<シーザーサラダ>…(2019.11.30)

最近は…方々で食事を摂る場面で種々のサラダを頂いてみる機会が少し増えているような気がする。

↓そういう中、近所の店に<シーザーサラダ>というモノが在って、一寸気に入っている…
30-11-2019 (9)
↑独特な味わいのドレッシングを点けた野菜が盛り合されたモノだ…

<シーザーサラダ>というモノは一体「何」なのか?

これはメキシコのホテルで起こったと伝えられる…

1924年の夏、ティファナに在った<シーザーズプレイス>というホテルに急遽やって来た客達が宴会を催すことになった。その時、急な宴会で食材等の事前準備が無かった状況下、ホテルのオーナーだったシーザー・カーディーニ氏は、有り合わせの食材の中からレタス、ガーリックオイル、レモン、卵、パルメザンチーズ、ウスターソース、クルトン、コショウを持ち出して、客達の前に出て鮮やかな手際でサラダを用意して供したのだという。それが非常に好評で、「<シーザーズプレイス>のサラダ…」とか「ティファナのシーザー・カーディーニさんのサラダ…」と評判になって<シーザーサラダ>という呼称が生まれたようだ…

ローマ帝国の皇帝だったシーザー(カエサル)は、このサラダには無関係だ…“シーザー”はイタリア語で“ツェーザレ”というが、現在でもイタリア人やイタリア系の米国人等のファーストネームで見受けられる。ホテルのオーナーだったカーディーニ氏もイタリア系だったようで、ファーストネームがシーザーだったのだ…そして料理の呼称にこの“シーザー”が出て来たのだ。

実はユジノサハリンスクへ行くと、シーザー(カエサル)に相当するロシア語の“ツェーザリ”という名を冠したサラダが出て来る場合も在る。<シーザーサラダ>ということになるのだが、彼の地では何となく「鶏肉が入ったサラダ」というイメージだった。が…鶏肉が必須なのでもない。<シーザーサラダ>は、「工夫したドレッシング」が肝要であるようだ…

シーザー・カーディーニ氏は、ティファナでホテルを営む事業から退いた後に米国内に移り、自身でレシピを監修して製造する、ボトルに入った<シーザーサラダ>のドレッシングを販売する事業を起こし、それで成功してたという。現在でも“カーディーニ”というブランド名で、そのドレッシングは米国全土で普通に販売されているそうだ…

日本国内でも「シーザー」と称するドレッシングは色々と見受けられるようになっていて、方々で利用されているようだが…

手近な「一寸したモノ」にも色々と経過が在るもので、なかなかに面白いが…時に頂く<シーザーサラダ>は美味い!!
posted by Charlie at 07:55| Comment(0) | HDR/稚内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: