2018年05月27日

旧三井家下鴨別邸:京都(2018.05.21)

京都へ足を延ばし、著名な場所である割には立ち寄った経過が無い下賀茂神社を訪ねてみることとした…

阪急の列車を乗り継いで河原町駅に至り、祇園四条駅で京阪の列車に乗って出町柳駅に出た…出町柳駅の近くに、川が2本合流する地点、その北側の大きな中州のようになった区域が在って、その辺りが下賀茂神社である…

その中州のようになっている辺りに足を踏み入れて程なく…「何となく面白そう!」というモノを眼に留め…拝観料400円というお話しなので、一寸入ってみた…

↓「近代の和風建築」として価値が高い建物ということで、文化財になっている建物…<旧三井家下鴨別邸>である…
Old Mitsui Familly's Villa at Kyoto on 21-05-2018 (4)

この施設…国有財産で、京都市が管理ということになっているモノであるとのことだが、一般公開を行う日には「地元のおっちゃん」がガイドを務めていて、入場して直ぐの辺りに在る部屋で「建物のあらまし」を語って聞かせてくれる。これがなかなかに好かった!

三井家は、かの財閥の創業家であって、幾つかの分家も在るような大きな一族であったが、その本家筋の人がこの別邸を現在地に建てている。

「建てた」と言っても、メインの建物は「移築」である。「木屋町別邸」と呼ばれていた、川や山が見える望楼を備えた明治時代の邸宅が在って、それを移築した。移築に際して、手前に“玄関棟”と呼ばれる部分を建てている。大正時代のことだ。そしてこの場所には、明治時代より以前、既に幕末期には在ったと見受けられる茶室の建物が在る。幕末、明治、大正の建築が集まっている訳だ…

この建物は、催事で一族が京都に集まる場合の休憩所として利用されていたのだそうだ…「三井家の御屋敷」には違いないが、具体的に一族の誰かが常時住んでいたということでもなかったのだという…

三井家の手を離れた建物等は国有財産になる。建物が裁判所の官舎として使われていた時期も在ったのだという…そういうことだったが、「なかなかに貴重な建物」ということで文化財指定がなされ、2015年頃から一般公開をしているという。そういう意味で「見学出来る場所」としては未だ新しい。“玄関棟”と主な建物の1階、そして趣が在る庭が公開されている…

↓建物の中から庭の側を望んでみた…
Old Mitsui Familly's Villa at Kyoto on 21-05-2018 (2)

↓庭の側から、庭と建物とを望んでみた…
Old Mitsui Familly's Villa at Kyoto on 21-05-2018 (8)
↑自身の感覚では「殆ど夏…??」という陽射しの創る陰影が面白い…

未だ知名度は然程でもないかもしれないが…訪ね易い場所に在る、なかなかに趣深い場所である。

↓ここから離れようとした時に振り替えると、望楼部分が視えた…
Old Mitsui Familly's Villa at Kyoto on 21-05-2018 (13)
posted by Charlie at 11:53| Comment(0) | HDR/2018年5月の旅(2回目) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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