2017年02月16日

ユジノサハリンスクの<ルースキー・テーレム>(РУССКИЙ ТЕРЕМ)―今や稚内の“ローカルアイドル”?!―が稚内に登場!!

積雪期に「プラス3℃」を超えて降水が在れば、それは雪ではなく“雨”になってしまう…その「積雪期の雨」という、「一寸歩いて出掛けよう」というには「多少ややこしい」状態な中…夕刻に「一寸した道草」を愉しんだ…

↓このグループが稚内に登場したのだ!!
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↑ユジノサハリンスクからやって来た<ルースキー・テーレム>が、<稚内副港市場>を会場に、2月15日から3月15日の期間で公演を催すのだ!!

昨日が開幕で、今日は2日目だった。<稚内副港市場>という場所は、雨風や雪が余程強いのでもなければ、私にとっては「歩いて出掛ける範囲」である。しかし、今日は「積雪期の雨」という「ややこしい状態」だ…それでも「<テーレム>を久し振りに!!」と出掛けてしまった。

<ルースキー・テーレム>という名称は「ロシアの伝統的様式の家屋」という程の意味だ。グループ名の略称としては<テーレム>とでも呼ぶのが妥当だ…

「“国境の街”で、国境の向こうの音楽や踊りを愉しむのも一興」、「来訪者に歓ばれるであろう」というようなことで、サハリンの音楽家達を招聘して公演を催すというようなことになり、ユジノサハリンスク市で活動していて、なかなかに定評が在るという<テーレム>がやって来たが、なかなかに好評で回を重ねている。足繫く公演に通う“地元ファン”も多い。何やらの商業的な仕掛けが在るでもない中、熱心な“地元ファン”が居るという意味で、彼らは「正しく“ローカルアイドル”」、「地元の人気者」という感なのである。「来訪者に歓ばれるであろう」と、“来訪者向け”の一辺倒でも、来訪者は多分白けるであろう…何か他所では知らない、「隣国の友好都市」というような場所からやって来た音楽家が演奏や歌を披露していて、街の人達がそれに親しんでいて、来訪者はそんな様子を視るのが「面白い体験」なのではないかと思う。

<テーレム>は、ロシア各地に伝わる伝統的楽曲、永年に亘って親しまれて“民謡”のように受け止められているような楽曲、新旧のポップス等の幅広い楽曲の演奏や歌、或いは舞踏を披露するグループだ。

定番のレパートリーも、新たなレパートリーも交じる公演で、午後5時開演のモノと午後6時開演のモノでは内容は全く異なる。各公演は40分弱だ…今般は午後6時開始の公演を観た。午後6時開演の公演では、定番のレパートリーが軸になっていたが、「前回登場時も聴いたような…あれ?アレンジが少し変わった?」という按配だった。そして、以前は「男女各1名」でダンスチームを登場させたが、今般は「女性2名」のダンスチームなので、少し雰囲気が異なる。プログラムの中に、女性ダンサーが1人で華麗に舞うという場面が在って、それが妙に新鮮だった…

↓<テーレム>のリーダー、アンドレイさんはアコーディオンの一種である“バヤン”という楽器を演奏する。幾つかの楽曲では、バックコーラス風に朗々と歌も歌っていたり、「合いの手」というのか、味わいの在る掛け声を入れている。加えて、生演奏の他に合わせる録音演奏の調整をしたり、会場内の音響等に気を配る等している。
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↑因みに…ユジノサハリンスクで稚内の関係者も加わるような、何かの催事が在る時、催事場に彼が現れることが在るのだが、音響や関係機器に関して明るいということで、その方面を手伝っているのである。

↓4人の女性シンガー達のリーダー、イリーナさんは、複雑なハーモニーを紡ぐ合唱の中でソロ、或いはリードするパートを受け持っていることが多いようだ…
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↓円熟、安定という感じで歌っているリュドミーラさん…
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↓力強い歌声を披露するに留まらず、バラライカの演奏も聴かせてくれるペラゲイヤさん…
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↓<テーレム>の稚内初登場以来、連続してやって来ているワレーリアさんは、一部の曲でタンバリンを鳴らしているのだが、稚内では「御馴染みの子」で人気者だ…
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↓ダンスチームは動きが大きく速いので、写真に巧く撮れなかったが…中央左の白いシャツがディアーナさんで、中央右の赤が入ったシャツがポリーナさんだ。
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↑女性ダンサー2人は、稚内に初めて登場である…

↓そして<テーレム>の稚内公演では、この人を忘れてはならない!レオニード・ミロノフ師である。
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↑長くコルサコフの学校で、日本語を担当する講師を務めていた経過も在り、教え子達は彼を「センセイ」(先生)と呼んでいた。そんなことも在って、稚内でも一部に彼を「センセイ」(先生)と呼ぶ人達も在る…そういうことで、何となく「ミロノフ氏」というより「ミロノフ師」と書いてしまった…

ミロノフさんは、最近では<テーレム>に帯同して公演の時に司会を務めていることで、稚内では御馴染みになっている。何か、「他所から来て稚内に滞在中」というよりも、既に「地元の名物おじさん」という存在感さえ在る。<テーレム>の公演に関しては、司会を務めるに留まらず、稚内の関係者との連絡調整や公演来場者に配布するパンフレット作成の助言や、その他何でも手伝っているという「縁の下の力持ち」である。恰幅が好く、本当に力持ちに視えるが…

現在は第一線を退いたようだが、彼は稚内とコルサコフを始めとするサハリンの友好都市との交流を永く支えてくれた人物の一人でもある。色々な活躍が在った。加えて、彼は日ロ両隣国の交流に多少なりとも関心を寄せるコルサコフの児童生徒に日本語や日本のことを教える活動に講師として携わっていた。善隣交流の功労者でもある…

こういうようなメンバーによる<テーレム>の公演。始まったばかりなので、「未だ機会は幾らでも…」と思っている間に、存外に早く「明後日で最後?!」というような感じになってしまう…機会を設けて、然程拙宅から遠くない会場での催しでもあるので、何回か足を運んでみたいものだ…

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posted by Charlie at 22:29| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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