2016年04月24日

神戸:“ポートライナー”の軌道(2016.04.08)

“ポートライナー”というのは“通称”、“愛称”であって、正しくは「神戸新交通ポートアイランド線」と言うのだそうだ…

“ポートライナー”は、神戸の交通結節点となっている三宮から、神戸港内の人工島であるポートアイランドを、更にその少し先の人工島である神戸空港を結ぶ交通である。

今般、新千歳空港と神戸空港を往復したが、神戸空港に到着した際と、神戸空港から出発した際に、この“ポートライナー”を利用した。

「小ぶりな電車」という趣の車輛が専用軌道を行き交うのだが…利用の際に乗場に入ってみれば“フルスクリーン型”と呼ばれる、「完全に壁になっている」型のホーム扉が設置されていて、車輛の様子を写真に収めるということはし悪い…

↓そう思っていたのだが、何やら編成の最後尾、窓が大きく広がった辺りの座席に陣取ることが出来て、写真を撮り易い停車時等に一寸様子を撮影してみた。
'PortLiner' in Kobe area on APR 08, 2016 (1)

「電車の最後尾」で、こういう画のように軌道が見える?通常、電車の編成の後尾の部分、“行先”に辿り着いて折り返すと先頭になる部分には“乗務員室”が設けられているから、こういう画は撮影が出来ない…しかし、“ポートライナー”では出来るのだ…

↓ビルの谷間を縫うように、高低を変えながら、道路の上や港湾用地の上に設けられた専用軌道を、“ポートライナー”の車輛は進む…
'PortLiner' in Kobe area on APR 08, 2016 (2)

この“ポートライナー”は、「自動案内軌条式旅客輸送システム」と呼ばれるものだ。英語で“AGT”(Automated Guideway Transit)と言うそうだ。

「自動案内軌条式旅客輸送システム」というのは、専用軌道の上に“案内軌条”が据えられ、それに従ってゴムタイヤで走行する仕組みであるのだという。乗務員が原則的に乗務せずに車輛を動かす「全自動無人運転」ということも出来るシステムなのだという…

↓反対側へ向かっている編成と擦れ違った…
'PortLiner' in Kobe area on APR 08, 2016 (4)
↑軌道を視ると、車輪が載ると見受けられる箇所の間に、少し凸になったモノが並行している。恐らくこれが“案内軌条”なのであろう…

↓恐らく遠隔操作ということになっていて、常時誰かが視ているのであろうが…“無人”で車輛が動き回っているというのが、何か酷く不思議な気がする…
'PortLiner' in Kobe area on APR 08, 2016 (7)

“ポートライナー”は1981年に、この種のモノとしては日本で初めて運行を始めている。そして神戸空港が2006年にオープンすることになると、空港まで延伸している…

↓“ポートライナー”は、教育機関、研究機関、医療機関、オフィスビル等が設けられているポートアイランドを巡って空港へ至る路線で、何時も存外に乗客が多い感じがする。
'PortLiner' in Kobe area on APR 08, 2016 (6)
↑空港の発着が多い時間帯や、通勤・通学の利用が多い時間帯にはかなり混むらしい…

神戸空港・三宮は18分と案内されているが、何やら「SF映画の乗物のようだな…」と思いながら、軌道の周辺の様子を車窓に眺めていると、何時の間にか到着してしまう…なかなかに気に入ったモノの一つである…
posted by Charlie at 09:01| Comment(0) | HDR/2016年4月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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