2015年12月03日

阪堺の路面電車:<堺トラム>(1001型)(2015.10.31)

「阪堺の電車」と言えば、新旧様々な車輌が見受けられるのが愉しいというようなことと、殊に非常に古い車輌も現役であるということを思い浮かべてしまうのだが…近年は低床型の新しい車輌も導入されている…

古い電車の中には、乗降口のステップが少し高い感じの車輌も見受けられる。阪堺の1日乗車券を手に方々を巡っていた中、小柄でやや高齢な方が、荷物を手に「どうやって乗車したものか?」た少々難儀をしていて、辺りに居た若い男性がすうっと近寄って、さり気なくその方に手を貸していた場面を視掛けた。大阪の南側から堺に掛けての、古くからの住宅や商店が入り交じったような街を行く電車での、何か人情味溢れるような光景でもあったが、それでも「誰でも安心して楽に乗降が可能」という車輌は望ましい筈だと思った…

↓そんな様子を視掛けた同じ日に…これに出逢った!新しい低床型の車輌である!!停留所の地面から車内へは、段差が殆ど無い。「エレベーターに入る」のに近い感覚で乗車出来るのだ。
Abikomichi Tramcar Stop on OCT 31, 2015 (10)
↑これが<堺トラム>という愛称を与えられ、現在は3編成が運用されているという、2013年に初登場したという新しい電車だ!!

↓一寸乗車してみた…シートには、なかなか凝ったデザインのクロスが掛けられていた…
Abikomichi Tramcar Stop on OCT 31, 2015 (16)
↑3編成在る<堺トラム>は、緑を使った1001号(「茶ちゃ(ちゃちゃ)」)、紫を使った1002号(「紫おん(しおん)」)、青を使った1003号(「青らん(せいらん)」)と各車毎にイメージカラーと愛称が在るようだ。私が乗車したのは1003号の「青らん」だったようだ。シートのクロスも青系だ…青は堺の海の色や、市の旗の色に通じるもので、「青らん」と平仮名の“らん”に敢えてしたのは色を示す“藍”や電車が「走る」(run)のランなど、色々な意味が込められているという…

他所の方が乗っていなかった、私が座った正面のシートの写真を撮ったが、車内のシートはクロス型とロング型のモノが混在していて、札幌で乗車したA1200(<ポラリス>)と配置がよく似ていると思った。札幌の低床型は2012年初登場で、堺では2013年なのだから、似たような時期に設計されている筈で、基本レイアウトは似て来るのであろう…或る程度座席を多くしながらも、通路や立席の部分の広さを確保し、加えて低床を実現するとなれば、自ずと車内のレイアウトも固まるような気もする…

↓こちらの角度は、1003号「青らん」の命名由来になった、青いアクセントが見え易いかもしれない…
Abikomichi Tramcar Stop on OCT 31, 2015 (15)

↓これは堺市内の軌道を走行している様子だ。(厳密には信号で停止している場面になるが…)
Tramcars around Myokokuji-mae Stop on OCT 31, 2015 (1)

↓我孫子道停留所近くの車輌基地にも<堺トラム>が停車していた。
Hankai Tramway Co. at Abikomichi, Osaka on OCT 31, 2015 (4)
↑これは1002号の「紫おん」のようだ。紫のアクセントが美しい!!

この<堺トラム>!!何か豊かな“商都”としての歴史を負い、その豊かさの故に育んだ麗しい文化の香りがするような色彩を帯びて、「今求められる!」更に「近未来も斯く在って頂きたい」というような機能を備えた車輌である。何か出くわすと嬉しくなる…

↓序でながら…こういう、ある程度精巧に車輌が再現されたNゲージも!!

鉄コレ阪堺電気軌道1001形「紫おん」【トミーテック・256571】「鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC」



↑告白すると…入手してしまった…

<堺トラム>…また眺めに…更に乗車しに、沿線を訪ねてみたいという想いが膨らむ…
posted by Charlie at 18:51| Comment(0) | HDR/2015年10-11月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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