↓朝、到着した頃に視た角度から再び原爆ドームを視るが、今度は「建物越しに見える空」が沈み行く太陽の光の影響を受け易い方角になる…

↑朝は然程気付かなかったが、辺りの木の一部が、存外綺麗に色付いている…
↓逆光気味になり、強い印象を与える“形状”が、半ばシルエットのようになる…

↑「気になる場所」に関しては、この時のように「敢えて違う時間帯に写真を撮る」というのが好いものだ…
↓飛行機雲なのか、少し不思議な形状の雲も見受けられた…

↓原爆ドームの足下、芝生になっていた箇所には、存外に落ち葉が目立った…

辺りのベンチに腰を下ろしてみる等して、少しの間ゆったりと原爆ドームと辺りの様子を眺めていた…
老若男女を問わず、日本人らしい皆さんも、一目で外国の方と判る皆さんも、或いは話していた言葉で外国からの方と察せられた皆さん等、三々五々現れてはこの原爆ドームを見上げ、写真を撮る様子が見受けられた…各々に、原爆の史実や、この原爆ドームがこうしてここに保存されているということへの何らかの想いが在るのであろう…
どうしたものか、辺りで猫の一家を見掛けた…「一家」としたのは、何れも黒っぽい毛の猫で、仔猫も含めて何頭かが辺りをチョロチョロとしていた…或いは、原爆ドームに住み着いているのだろうか?何か不思議な雰囲気が漂う猫の一家だった…
↓西寄りの空が日没頃の色合いに染まり、辺りが少し暗い感じになると、原爆ドームを照らすライトが何時の間にか灯っている…

往時も現在も、この辺りは「街の真中」だ…“あの日”には、辺りに居合わせた人達は激しい熱と爆風で焼かれてしまったか…或いは近くで重傷を負ってしまったような人達が、川の水を求めて彷徨っていたか…そういう恐るべき事態の現場であった場所だ…そういうことに想いが至りながら、何となく周囲を見回す…現在のこの辺りは、“平和公園”の名のとおり、正しく「平和な都市公園の一画」である…広島を訪れている来訪者も、地元の人も、普通に歩き回り、直ぐ傍の道路は車の量も多く、加えて路面電車も行き交っている。路面電車の直ぐ傍の停留所は、開業以来長く<相生橋>となっていたが、「かの原爆ドームの最寄は?」と余りにも頻繁に尋ねられるというので、1974年以降は<原爆ドーム前>となったのだそうだが…
↓これ位に薄暗くなり掛けていても、辺りを行き交う人は存外に多いままだった…

今般、多少強引かもしれないような感じで「広島の1日」を日程に組み入れたが…善かったと思っている…次が何時になるのか、或いはそもそも次の機会が在るのか否かが判らないが、是非とも広島を再訪したいものだという想いが、時間が経つにつれて湧き上がって来るような気がしている…
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