2015年11月16日

延岡:徐福の像(2015.10.26)

九州の東海岸を、概ね海岸線に沿って南北に延びる日豊本線を普通列車で移動しようとする場合、宮崎県と大分県の境界を越える延岡・佐伯間が、言わば“ボトルネック”である。普通列車は「1日3往復」で、朝の早めな時間帯の後は夕刻まで運行が無い…この区間は、宮崎県内各地と大分県内各地とを結ぶ特急列車が盛んに運行されていて、それを利用するのが一般的と見受けられる状況ではある…

そうした状況なので、「宮崎から小倉へ北上」という企図で動く場合、延岡から佐伯に向かう列車が発車する少し前に延岡入りするのでもない限り、延岡で些かの時間を過ごすこととなる。そこで今般、延岡での道草ということにしてみた。

天候に恵まれた中、宮崎を発って美々津に立寄ってから延岡に着いた。延岡では延岡城址を訪ね、近隣を少し歩いた。「ランチに遅く、ディナーに早い」という中途半端な時間帯に差し掛かってしまい、ゆったりと食事を愉しむという感じでもなかったが…延岡駅周辺を動き回り、結果的には移動の車中で飲む水をスーパーで求めるなどしていたが…然程賑やかでもない商店街を動き回っていた…

↓商店街の一画に不思議なモノを見付けた…
Nobeoka, Miyazaki pref. on OCT 26, 2015 (7)
↑「古代中国の貴人??」というような雰囲気だ…

これは延岡に伝わる言い伝えに因むものなのだという…

↓これを視て「古代中国の貴人??」と思ったのは、長崎の孔子廟で、孔子の弟子達であるという、こういうような衣装の人物像を視たからなのだが…これは徐福という人物だ…秦の始皇帝の時代の人物である…
Nobeoka, Miyazaki pref. on OCT 26, 2015 (6)
↑武将というようなタイプではなく、学者という感じの人物だ…

徐福は紀元前219年に、始皇帝が求める不老長寿の仙薬を求める旅に出て、海路で当方の蓬莱山に辿り着いたという…その“蓬莱山”が、延岡では市内の今山に比定されていて、徐福の一行が色々な知識を伝えたとされているのだそうだ…

徐福の“徐”は「スロー」で、“福”は「ハッピー」である。「ゆったりと幸せな人生を…」というイメージになるであろうか…そして徐福は「薬の神」、「健康・長寿の神」でもあるという。そこで延岡の商店街で、「健康で快適な暮らしのお手伝いをする商店街」を標榜し、そのシンボルとして徐福の像を設置したのだそうだ…

徐福に関しては、日本国内各地で様々な伝承も在るようだ…そんなものの一つに、思いも掛けずに触れる結果となった…

宮崎県内では、この延岡の徐福に加えて、美々津の神武天皇の伝承にも触れたが…何か宮崎県に関して、「伝説に彩られた日向の地」というイメージを抱くようになった…
posted by Charlie at 06:48| Comment(0) | HDR/2015年10-11月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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