2015年08月19日

宗谷公園の蓮の花(2015.08.15)

稚内の市街から、深い湾の地形の海岸線に沿って東側へ進む…車で40分程度も進んだ辺りに宗谷公園が在る。

宗谷公園は、交易や漁業を行うべく17世紀に拓かれた“宗谷場所”の跡に相当する場所を占める公園だ…明治期に現在の稚内港の側が拓かれて、18世紀頃から一部に利用されていた港が本格的に利用されるようになる頃まで、船でこの辺りを目指す場合には宗谷場所の近隣に船を停泊させるのが普通だった様子だ…

そうした経過から、宗谷公園の中には、「市域で確認可能な、最も古い建造物の一つ?」と見受けられる、文政年間の年号が刻まれた神社の鳥居や、19世紀前半に例外的に新設が認められた蝦夷地の各地に設けられた寺院の一つの跡が見受けられる…

↓その寺院の跡で、夏季にはこういうモノが見受けられる…
AUG 15, 2015 (3)
↑蓮の花だ!!

↓寺院の跡と伝えられる辺りに、小さな池が在る…そこで蓮が見受けられる…
AUG 15, 2015 (2)
↑以前には7月末近くにここで蓮の花を視掛けた…近くに寄って、そのことを思い出したのだったが、8月半ばに至っても未だ花が視られた…或いは、今季は「やや寒い?」感じも在って、花が咲く時季がやや遅めだったのかもしれない…

↓存外に好いものだ…
AUG 15, 2015 (5)

この宗谷公園は宗谷場所の跡である…例えば、1808年と1809年に樺太探検に出た間宮林蔵は、樺太行の前後に宗谷場所に寄っている…少し時代を下って…幕末期に英国公使館で活躍したアーネスト・サトウは、1867年に北海道沿岸を航海中、船がこの辺りで座礁してしまったことから、宗谷場所に上陸して救援船を待ったのだという…名前を聞いたことが在るような史上の人物達も立ち寄った嘗ての村の場所…彼らも受けていたかもしれない風を受けながら、彼らも見上げた空を望み、遠い時代に想いを巡らせてみるのも好いかもしれない…
posted by Charlie at 06:22| Comment(0) | HDR/稚内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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