2015年01月06日

長崎の路面電車:長崎駅前停留所の305(2014.12.20)

初めて長崎を訪ねた時は、長崎駅の正面入口から反対側に在るバスターミナルに、すっかりと暗くなってから到着した。「とりあえず長崎駅へ…」と思うと、何やら大きな歩道橋を渡るようになっていた。ゆっくりと歩道橋を上ると、歩道橋の下でライトが歩道橋側に近付いて来て、何か音が聞こえる。路面電車だった…

長崎駅前の歩道橋が、路面電車の軌道の上になっていて、“跨線橋”のような様相になっている。歩道橋から電車の停留所へ下りて、電車に乗るような按配だ…

“初めて”の時にそういうことが在って、「長崎=到着すると路面電車が迎えてくれる場所」というような感じ方をしている。そして“初めて”はバスで着いたが…以降は列車で長崎駅に着いている…駅に着いたにしても、歩道橋が“跨線橋”のような様相を呈している長崎駅前停留所の辺りで、現れる路面電車を視る、というのが「長崎に着いて最初のアクション」である…

今般…「とりあえず、何処へ向かおうか…」と鹿児島から佐賀まで北上―<はやとの風>や<しんぺい>に乗車した愉しい移動だった!!―し、色々と考えてから長崎に寄ることにした。結局…「長崎=到着すると路面電車が迎えてくれる場所」というのが妙に気に入っているということで…「折角、九州に上陸した以上、長崎を一寸視なければ…」という感覚が在るのであろう…

小雨模様…或いは、「少しだけ強い?」という具合の雨だったが、特段に街の交通や人の往来に支障が在るでもない中、「とりあえず路面電車で移動して、ランチでも…」と思い付き、“1日券”を入手した。

↓「長崎の路面電車」とでも聞けば思い浮かべるような雰囲気の車輛が、長崎駅前停留所に登場した…

↑傘を手にした少年が運転士さんの居る側に駆け寄り、「乗せてよ!」とアピールしたが、扉を閉めて少し動き始めたところだったので、「次の電車に…」という意味で運転士さんが首を振っているという場面が見受けられた…何か「日常に路面電車が深く根差した街」という感じもした場面だった…「次の電車」だが…然程待たずともやって来る…

長崎では「永年に亘って活躍」という車輛が大切に使用されている感じだ。停留所で見掛けた“305”…この300番台の車輛は、1950年に登場した200型と殆ど同一のモノで、1953年に“301”から“310”の10輛が製造された中の1輛ということになる。既に60年を超える期間、長崎の街で活躍していることになる…

300型については、実質的に同型の200型と合わせると計26輛が製造され、これまでに2輛が退いているということで、現在でも24輛が活躍中ということになる…ということは…見掛ける頻度も高くなる筈で、「“長崎の路面電車”とでも聞けば思い浮かべるような」という感じ方も、誇張ということでもない…更に思うのだが…1950年代辺りには、戦災から街が立ち直り、輸送需要も増えていて、長崎電気軌道でも「新車製造」に力を注いでいたのであろう…

↓“305”が向かうのと反対側へ進む電車に乗車しようと歩道橋から停留所に下りていたが…この辺りは信号が多く、頻繁に変わるので、“305”は今一度、信号で停車していた…

↑これまでに「写真に撮っていない角度!」と妙に喜んでこの様子を眺めた…

今般は、長崎での時間がやや短く、然程多くの路面電車の画は撮っていないのだが…この“305”のようなモノに出くわすと…「“長崎の路面電車”を視た」という、高い満足感が得られるような気がする…
posted by Charlie at 18:14| Comment(0) | HDR/2014年12月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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