2014年08月10日

琵琶湖・瀬田川クルーズ<一番丸>(2014.08.01)※ビデオ在り

2012年に滋賀県に御邪魔した経過が在って、「名古屋から京都に向かう途中…」というような地味な印象ながら、美しい風景や興味深い史跡や文化財を擁する地域に関心を向けるようになっていた。現在の滋賀県に相当する近江国というのは、近畿地方から北陸方面、東海地方から近畿方面という交通経路が交錯する地域として重要で、地上の街道も湖上の舟運も大いに利用されたという歴史を負っているのだが、現在でも各地との往来が容易で、訪ね易い地域でもある…

滋賀県の旧称である近江国だが、これは「淡海(あはうみ)」が転訛したと考えられる。或いは琵琶湖の通称そのものを国名化してしまったとも考えられているようだ。滋賀県を指して“湖国”等とも言っているようだ…何気なく日本地図を視ると…滋賀県の領域は、かなりの部分を琵琶湖が占めている…

“湖”と言えば…遊覧船を思い浮かべるのだが…「夏の湖で遊覧船というのは、風流というものにおじゃる…」と考えていると…「明治時代の蒸気船(外輪船)を模した船によるクルーズ」が在ることを知った。強い興味を覚え、これに乗船してみることにした…

この「明治時代の蒸気船(外輪船)を模した船によるクルーズ」では<一番丸>という船が用いられ、琵琶湖畔に聳え立つ“大津プリンスホテル”の前と“石山寺”の辺りとを往来しているという。運航予定を調べてみれば、8月1日は朝の“大津プリンスホテル”・“石山寺”間の便が運航される事が判った。

前夜に滞在した大阪難波駅近くの宿を早朝に発ち、地下鉄で淀屋橋駅へ向かい、京阪電車で京都の三条駅に向かい、地下鉄の三条京阪駅で京阪京津線の浜大津駅へ直通する電車に乗り、浜大津駅では坂本石山線の南下する側の電車に乗車して錦駅に至った。

↓高いビルなので直ぐに見付ると思ったが…「こちら側が湖??」と思いながら、少し交通量が多い道路に出て、漸く判った“大津プリンスホテル”である…


この“大津プリンスホテル”のフロントで<一番丸>の件を申し出ると、券を求めることが出来る。乗船のみの券と、石山寺の拝観券が付いているモノが在る。石山寺を訪ねるつもりだったので、拝観券が付いた券を求めた…

↓<一番丸>がやって来て乗船出来るようになるまで間が在ったので、湖岸を散策し、ベンチに腰を下ろして蝉の声を聞きながら、湖を渡る温い風を受けていた…


“大津プリンスホテル”に近い辺りの琵琶湖岸は、遊歩道風に整備されていて、なかなかに居心地が好かった…

やがて…思ったよりも小柄な<一番丸>が姿を見せた!!

↓“大津プリンスホテル前”に<一番丸>が到着する様子…


<一番丸>から下りて来た係員が入口を開けて、乗船開始である…

↓レトロな外観が好い!!


↓舷側に“外輪”が据えられている…


↓明治期の洋風建築を思わせる内装の1階船室…

↑お洒落なカフェのようだ…

↓2階デッキが心地好い感じだった…

↑この2階に陣取って“石山寺”を目指した…

船が動き始めると、ガイドさんが辺りの様子や歴史や伝承等、色々なお話しをする…なかなかに愉しい。

記憶に残るのは…「急がば回れ」という慣用句が、現在は大きな橋が架かっている草津市、大津市の間での様子に因むものであるという話しだ。船での貨客輸送も盛んであった土地で、速く快適な船での移動を志向する旅人も多かった他方、小舟での移動は存外にトラブルも多かったことから、「少し遠くても陸路を着実に進む方が速い」ということで「急がば回れ」というフレーズが生まれたのだそうだ…

多分、石山寺を訪ねるだけなら、“大津プリンスホテル”を探して辿り着いた錦駅の先の石山寺駅まで、電車で向かった方が速かったのであろうが…幾つもの橋の下を潜り、湖と沿岸の様子やボート競技の練習をしている様子を眺めながら、ゆったりと石山寺近くに船で着くというのも、なかなかに風雅で好いものだ…

↓船は石山寺近く、瀬田川の岸に到着した…


↓クルーズに関する詳しい情報はこちらで…
>>【琵琶湖】瀬田川リバークルーズ(遊覧船)|レークウエスト観光
posted by Charlie at 11:25| Comment(0) | HDR/2014年7-8月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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