2012年10月07日

ニッカの“シングルカスク”(原酒)(2012.10.07)

ニッカの創業者は、スコットランドでウィスキーづくりを学んだという人物であったが、彼は「ウィスキーの故郷」であるスコットランドに似ている環境を求め、余市に蒸留所を興した…1934年の出来事で、それ以来この余市蒸留所の歴史は現在に至るまで続いている…

ウィスキーは製造に永い年月を要するものであることから、ウィスキーを世に送り出すことが叶うまでの間はアップルジュース―余市辺りは、日本で最初に林檎が持ち込まれて栽培が始まったという地域である…―を製造販売することを主要業務にすることにした…そこで「大日本果汁株式会社」を社名にした。後に“日果”という略称を“ニッカ”とカタカナにしてウィスキーを送り出す際のメーカー名にしたという訳だ…

↓蒸留したウィスキーは、こういう具合に樽に入れて熟成し、やがて色々なウィスキーとなって世に送り出される…
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ウィスキーには大別して“モルト”(大麦麦芽)を原料としたものと、“グレーン”(とうもろこし等の穀類)を原料にしたものとが在る。

この“モルト”や“グレーン”というような、色々なウィスキーを混ぜ合わせたものが「ブレンデッドウィスキー」で、一般的なウィスキーがこれである…

複数の蒸留所で出来た“モルト”を混ぜ合わせたものが「ピュアモルトウィスキー」…これも広く売られているのを視掛けるタイプだ…

単独の蒸留所の“モルト”を混ぜ合わせたものが「シングルモルトウィスキー」である…この「シングルモルトウィスキー」は、“通”と言うのか、「かなりウィスキーの好きな人」が好んで呑むモノになるかもしれない…

更に…混ぜ合わせる以前の、1つの樽から取り出したままのウィスキーも在る…これが「樽=カスク」からの命名で「シングルカスクウィスキー」という。言わば…「樽で熟成したまま、一切の調整が行われていない代物」ということで、“原酒”というモノだ!!

↓余市蒸留所の見学者は、この「シングルカスクウィスキー」各種を有料で試飲出来る…
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「有料で試飲」と言うが…施設内のショップで売られている“土産用ボトル”の価格を思えば、かなり良心的な値段である…更にこれは「何処にも売っていない」代物で、「普通は金を出しても呑めない」モノなのである…

私は“各種”の中から「25年熟成原酒」を試した…「59度」という度数になっている原酒だが…市販品の「51度」である<フロム・ザ・バレル>辺りと、口当たりに大差は無い…「静かに浸透する」ような「良質(!!)なウィスキーそのもの」である…正しく「時が紡ぎ出す味」であった!!

↓ニッカの余市蒸留所の画…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - NIKKA at Yoichi on OCT 07, 2012' set on Flickriver

この種の酒造関係の施設見学…公共交通利用、徒歩で訪ねるに限る!!試飲はしなければなるない…

「25年熟成原酒」…余りに美味かったので…奮発して小瓶を密かに求めてしまった…「密かに」と言いながら、これと出逢ったことが嬉しく、思わずここに綴ってしまったが…静かに一人で楽しみたい逸品だ…
posted by Charlie at 23:23| Comment(0) | HDR/2012年10月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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