そういう安堵感を胸に、“フロム・ザ・バレル”のロックを一杯だけ頂きながら拙宅で一息入れて、夕刻の散策へ…
↓日没寸前の中央埠頭にふらりと…
![7844534712_fe91d89945[1].jpg](https://mirage-hdr.up.seesaa.net/image/7844534712_fe91d899455B15D-thumbnail2.jpg)
中央埠頭は、利尻・礼文との間を往来する国内線、サハリンとの間を往来する国際線とフェリーの基地となっている埠頭である。永い期間を掛けて埋立地を整え、ターミナルを建てて2008年から現在の状態で使用している。
この中央埠頭に立ち、北防波堤ドームや緑地、更にホテルや屋内プールが在る北埠頭側を望むと、「建造物の背景が北西側の空」ということになる…“夕刻”に風景を愛でるのであれば、なかなかに好い場所だ!!“稚内公園”となっている丘陵から見下ろす場合にも、写真に写っている辺りを見下ろすことになるが、この中央埠頭に立つと、同じモノを「逆から視る」ことになる…
↓やがて日没時間が過ぎる…
![7844540678_6fcf6d8006[1].jpg](https://mirage-hdr.up.seesaa.net/image/7844540678_6fcf6d80065B15D-thumbnail2.jpg)
夕刻に中央埠頭に佇んで風景を愛でている“物好き”は、私位しか居ない…何か「絶景を独り占め」という妙な気分になる…
日が沈むと、残光が空を染める…残光の色こそ、毎日変わるもので、恐らく同じモノは「一生に一度」しか視られないことであろう…
今日は「高めな空に雲が在って、上空の風で舞っている他方、低めの空はクリア」という条件で、「残光の色」が面白い効果を見せてくれる条件だ…
今日の残光は、上空を舞っている雲を紫に染め上げている。その紫が、波静かな海面に映り込む…
そうしている間に、今の時季は大勢のツアー客も乗せているフェリーが島から稚内港に帰って来る…乗客が下船し、積載されていた車輌が上陸する…
↓そういう様を眺めている間に、残光が弱まり、空は“夜空色”(ナイトブルー)に代わって行く…
![7844556716_54804a77ec[1].jpg](https://mirage-hdr.up.seesaa.net/image/7844556716_54804a77ec5B15D-thumbnail2.jpg)
海面は、天空の“夜空色”(ナイトブルー)に併せて、人口の灯りをも映し込むようになり…やがて“夜空色”(ナイトブルー)は“闇”へと代わる…早朝までの間、辺りは静寂に包まれるのだ…
今日は、S95をミニ三脚に載せて写真を撮った…“絞り優先”でF8としてみた…“点光源”が混入する関係か、ややオートフォーカスが甘い感じもしないではないが…
↓8月撮影の画…

これからは、今日視たような様子が視られる時間帯がどんどん前倒しになって行く…そして、北国には雪が舞うようになる…
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