2011年12月26日

旧日本郵船小樽支店(2011.12.16)

小樽…北海道の発展を支えた経過の在る港町である…

札幌駅・小樽駅間は列車で40分程度…両市の間で通勤・通学というような例も珍しくはない程だ…旅行者は、札幌に滞在している期間の中で「小樽日帰り」という行動を取ることが圧倒的に多い…

「小樽を訪ねて…」と思い付けば、札幌に何かの用事で出た折にでも簡単に訪ねることは出来る筈だが、それでも存外訪ね悪い…

ということで…旅の途上、小樽に寄ってみることにした。

↓こんな建物が市内に在る…
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↑20世紀冒頭に登場した洋館である…

これは大手船会社の小樽支店だった建物だ。北海道内の産品を他所の地域へ運び出したり、北海道内で必要なモノを他地域から運び込むという場面で、海運業は大活躍だ。小樽は永く北海道内で最も隆盛だった港の一つで、大手海運会社の拠点も設けられていた…

この建物は小樽市の博物館として利用されていた経過が在ったが、建物そのものの歴史的価値が注目され、往時の内装が再現された…

↓こういう按配である…
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↑御覧のとおり、会議場である…

日露戦争終結後、樺太の北緯50度に日露両国の国境を設けることとなった。その際、国境線を画定する作業に関する、両国実務関係者による会議が、この会議場で催されたのであった。日露両国は佐官級の将校を代表に据え、法務や測量技術に明るい関係者(両国の軍で事務に携わっていたり、技官として測量任務に就いていた人達)、通訳官等からなる代表団を編成し、両代表団がここで話し合った訳である…

↓これは会議場の隣の部屋だ…
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↑“貴賓室”と呼ばれているが、会議後に両国代表が互いの仕事を労いながら杯を交わした場であったという…

こういう場所に寄るのは、なかなかに愉しいと思う。何か「本当の“現場”だけが有し得るもの」が伝わるような気がする…

また、こういう明治時代の建物の内装、外装共「画になる」ものだと思う。中に関しては、勝手に三脚を立てられる訳でもないので、手持ち撮影がし易いS95のようなカメラが非常に重宝する。

冬季のこの辺りは、やや寂しいが…夏季には周辺の広場と絡まった様子も美しいと聞く…

札幌から近くでありながら、余り寄っていない小樽だが…今回立ち寄ってみて、「もっと寄る機会を設けてみたい…」と思った…

↓小樽の画…
wakkanai097 - View my 'Photomatrix - Otaru on DEC 16, 2011' set on Flickriver
posted by Charlie at 23:37| Comment(0) | HDR/2011年12月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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