2018年04月22日

<生神女昇天寺院>(2018.04.14)

ウラジオストクのスヴェトランスカヤ通を歩いた…「視える筈?」の巨大な橋が、深い霧や雨で視え悪い中、橋の方角へ進んでいた…

「随分近くに来たが…かなり視えない…」と「橋が視えずに少し残念…」という位に思っている時…鐘の音が聞こえた…「正教の教会?!」と思えば…

↓鐘楼を備えた教会が在った!
Vladivostok on 14-04-2018 (16)

スヴェトランスカヤ通は「海岸に沿って延びている大通」というイメージだが、そこと交差する道路の多くは丘陵状の地形に沿った坂道だ。この教会も少し小高くなった辺りに建っていて、スヴェトランスカヤ通から階段で敷地に上がるような感じになっている。

上がってみると、掲出された看板に「Храм Успения Божией Матери」 と教会の名前が読めた…とりあえず…<生神女昇天寺院>としたが…この教会のウェブサイトも在って、その伝統が紹介されている…

1861年6月、<ウスペンスキー聖堂>という教会が「ウラジオストクで初めてのロシア正教の教会」として開かれた…この<生神女昇天寺院>は、その「ウラジオストクで初めてのロシア正教の教会」の流れを汲むのだそうだ…

<ウスペンスキー聖堂>は正教の活動の拠点として発展して行くのだが、1938年に破壊されてしまった。

1997年頃から「再建」の動きが起こり、2001年に現在の<生神女昇天寺院>が登場しているようだ…

↓なかなかに趣きが在る感じだ…
Vladivostok on 14-04-2018 (17)

↓建物の横に、少し人が集まることも出来るような広場的な場所が在り、そこから建物全景を眺めた…
Vladivostok on 14-04-2018 (18)
↑「華やかで大きな…」ということでもない建物だ…様子を眺めていれば、存外に人の出入りは見受けられ、何か「地域の協会として親しまれている」という雰囲気も伺えた…

ウラジオストクはロシア艦隊の拠点となることが構想されたと同時に、「極東の富」を利用する交易港を擁する街として歩んだ…「最初の民間人住民」とされるような交易商が居を構え、「これからいろいろな人達が住み、往来するように…」という時期に、早速に教会が登場した…嘗てはそれが「当然」だったのかもしれない…例えば…「箱館のロシア領事館」が登場したのは、ウラジオストクが拓かれる少し前という時期だが、そこにもロシア正教の聖職者がやって来ている…少数の関係者のために「必要!!」とされた訳だ…(箱館に関しては、日本に正教がもたらされる切っ掛けになって行ったのだが…)

1990年代のロシアは「ポストソ連」とでも呼ぶべき「ゴチャゴチャした」感じであった…そういう状況から抜け出して新たな歩みを始める中、「街が歩み始めた原点へ…」と、「極東の富」を利用する交易港を擁する街が志向され、ソ連時代の「イデオロギー?」か何かで排されたような「ロシア人の伝統的な心の拠所」のようなモノの「復旧」が志向されたのかもしれない…

<ポクロフスキー司教座聖堂>の再建が志向された頃と、<ウスペンスキー聖堂>の再建が志向された頃とに大きな差は無い…が、後者は現在の<生神女昇天寺院>という形で「より早く登場」することが出来た訳だ…或いは、用地の都合等が在って、現在の形で計画したということなのかもしれないが…

それにしても、この教会の鐘の音…深い霧に煙る海岸部に、スヴェトランスカヤ通を行き交う車輛の走行音に負けじと鳴り響いていたが…何か強く心に残った…「旅行ガイド」的な情報では、余り取り上げられていない場所のようにも思うのだが…「古くからの人々の心の拠所を取り戻そう…」というような感で、「地区で最初の境界の流れ」を意図して建てられた、何となく親しみ易く、「正教関係の建物らしい」というような美しさが在る教会…記憶に残る…
posted by Charlie at 16:30| Comment(0) | HDR/2018年4月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<ポクロフスキー司教座聖堂>(2018.04.15)

ウラジオストク空港からウラジオストク駅へのバスによる移動の中、「酷く大きなロシア正教のモノと見受けられる教会」が視えて気になっていた…

滞在2日目の「宿での休憩を挟み、朝、日中、夕方と3回で歩く」という展開の“3回目”で、気になった大きな教会を目指した…

駅前のアレウツカヤ通を行き、スヴェトランスカヤ通に入り、<中央広場>が視える辺りのオケアンスキー通の上り坂を行く…坂の上に大きな教会が視える…

↓交通量が多目な辺りの道路に地下通路が設けられていて、そこを通り抜けて地上に出ると、大きな建物が間近に視えた…
at the Pokrovsky Cathedral, Vladivostok 15-04-2018 (1)

↓入口辺りに、「2004年から2007年に再建」の旨が入ったプレートが在る…
at the Pokrovsky Cathedral, Vladivostok 15-04-2018 (5)
↑<ポクロフスキー司教座聖堂>と呼び習わされている教会だ…破壊されてしまった経過が在るモノだが、見事に再建されたという訳だ…

↓“クーポル”を組み合わせた、独特な様式が面白い…
at the Pokrovsky Cathedral, Vladivostok 15-04-2018 (3)

↓やや雲が多い中、輝く屋根が独特な存在感を示していた…
at the Pokrovsky Cathedral, Vladivostok 15-04-2018 (11)
posted by Charlie at 16:27| Comment(0) | HDR/2018年4月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

早春の遅めな黄昏:レーニン広場(2018.04.21)

↓午後8時半過ぎの様子だ…
21-04-2018 in evening (23)
↑西日に染まった空が刻々と色を替える状態が少し長く続き、「漸く…」という感じで灯りが方々に入り始める…

雲が多く、薄暗い感じの一日だったが、夕刻に雲が薄くなって陽射しが覗くようになった…やや多目な雲の中での日没時間帯だ…

広場では…午後8時半を過ぎても、スケートボード等で遊んでいる子ども達が見受けられた…

やや風が冷たいと思えることも在るが、10℃を少々切るような気温帯だと思う…完全に暗くなると、一段階気温が下がる感だが…
posted by Charlie at 11:10| Comment(0) | HDR/サハリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする