殊に雲が多目な場合、そういう時間帯では「未だ暗い…」という感が強くなる。しかし今朝は、その雲が低空で切れていて、雲が切れた低空に関しては「少し明るくなった…」という感が強かった…
どういう様子なのか、戸外の様子を視に出てみた…空気は未だひんやりとしている。さり気なく、低目な温度設定にした暖房器具を使い続けてしまっているような様子だ…風は微弱で、戸外がキツいという感じは免れていたと思う…
↓雲が「舞台の緞帳」のように空に降りていて、“裾”が開いていて、そこから暁の空が覗くような按配である…

↓高くなっている辺りに上がってみると、「日が昇るのが見える辺り」は、例えば『宇宙戦艦ヤマト』やら『銀河英雄伝説』のようなSFに出て来る宇宙艦隊が、仰々しい大砲を使う時の画でもあるかのように、不思議な強い光を発している…

↓海側へ廻り込む…静かで鏡面のようになっている海面に、「舞台の緞帳」を思わせる雲が覆う空が綺麗に映り込む…

↑消波ブロックと稚内港北防波堤ドーム、遠くの丘陵が在る宗谷側の陸地が、「空の中」に嵌っているようにも見える…
↓宗谷丘陵の向こうの朝陽が高くなって来た…

↓宗谷丘陵側の空が、刻々と色を変えている…暁色の空を背景に、宗谷丘陵に林立する、風力発電の巨大な風車のシルエットも見える…

こうやって日が高くなり、何時の間にか雲が散り、空は明るい感じに…今日は晴天になるようだ…
どうでもいいが、「好天」というのは、ただそれだけで些か気分が好いものだ…