過去に神戸に立寄った経過では…海側の方向は少し歩いてみたが…山側を歩いてみたことは無かった…そこで辺りに在った案内図を視て、北野地区を目指してみることにした。
昨年10月にも海側に相当する博物館や市役所本庁舎が在る辺りを歩いて、三宮の阪神電車の乗場に至って、近鉄線直通で奈良に向かう列車に乗車したのだったが…高架になったJRや阪急の線路を挟んだ「逆方向」は、「緩やかな坂道」のようになっていて、遠くに山のようになっている様子が伺え、高めなビルも散見する感じだ…そちらの方角へ歩を進めた…
北野地区を目指すなら…三宮の駅辺りの緩やかな坂道を進むのでは、大回りになってしまうことを、途中で珈琲を求めたコンビニで一寸尋ねて知ったので、少し針路を変えて“北野坂”と呼ばれる辺りに至った。
“北野坂”というのは、やや急な坂道であった。が、何かの団体旅行客風なグループや、その他多くの歩行者が見受けられ、「この方角が北野…」と理解出来た…
↓坂道の脇が、段々状に整地され、建物が建てられているのであろう…

↑瀟洒な建物が目立った…
↓有名なカフェチェーンが入居している建物…人の出入が殆ど途切れない感じだった…

↑画で改めて視て、「存外に急な坂道」であることを強く実感した…
↓坂道を上がり切った感じの、広場のようになっている辺りに至ると、この<風見鶏の家>が目に留まる…

↓広場に彫像が据えられている。

↑恐らく旭川でも視掛けるモノと同一作者の作品なのだろう…“サキソフォン吹き”だ…多分、この神戸の北野に在るモノの方が古い、言わば“兄”であると思う…
↓辺りの花壇…既に綺麗に花が…

結局、少し慌ただしく北野の坂道の辺りを歩き回った…三宮駅の方角へ向かいながら、「この辺りはもう少々ゆっくりと時間を設けて、何時かまた…」等と思っていたのだった…