「線路は続くよ♪どこまでも♪」という歌が在ったと思うが…「どこまでも♪」とは言っても、“限り”は在って、「エンドレール」が据えられている箇所というものが存在する…
根室駅はその「エンドレール」が据えられている駅で、拙宅に近い稚内駅もその「エンドレール」が据えられている。その両地点を「1日」で結ぶ移動を経験した…
↓根室駅から、8時22分の列車で出発する…
↓根室・釧路間の区間で走っているのは、稚内辺りでも見慣れたキハ54だ…
↓西へ延びている鉄路が見える…
↑「Go!West!♪」と西へ進み、途中から「遥かな北を♪」という針路である…
↓一部のキハ54…シートのクロスが独自なモノに改められている。初めて視た!!
↑フクロウ、エトピリカ、白鳥というような鳥や、岬や森のイメージが、青い生地の上にプリントされている…
↓釧路駅からは特急列車を利用…
↓考えてみると…札幌駅で釧路に向かうか、釧路方面から着いたかという場面でしか視たことがなかった<スーパーおおぞら>のキハ283系である…
↑こうやって視ると、なかなかにクールな感じだ…
↓新得駅に着けば、既に午後1時半を回る辺り…
↓新得駅前の店で<かしわ蕎麦>を…新得は蕎麦が少し知られている…美味かった!!
↓新得駅に、富良野・滝川方面に北上する列車がやって来た…これに乗車した…
↓富良野駅で下車…
↑乗って来た列車は滝川へ向かって出発した…
↓「積雪期の雨天」というもので、辺りを歩き回り悪いので、富良野駅の待合室等でゆったりと、旭川へ向かう列車を待った…
↓旭川へ向かう列車が到着。この時間帯は、平日であれば通学等で込み合うのであろう。キハ150は2輛連結だった…
↑列車が出発したのは午後4時55分…「明るい!」と思った…“光”は既に“春”の側へ歩を進めているのであろう…
↓列車が北上を始めると、直ぐにどんどん暗くなり、旭川駅に至る前に真っ暗で、雨は弱い雪に変わっていた…
↑単線区間故に「行き合い列車の待ち合わせ」というものが在るのだが、その関係で6分程度遅れて旭川駅に着いた…
午後6時台…待ち合わせに充てる時間だ…
今般、手にしていた切符は<北海道フリーパス>…普通列車と特急列車の自由席に、有効期間の間は無制限に乗車出来る…特急列車の指定席は「6回まで」となっている…今般、特急列車の指定席は往路から未利用…そこで、旭川駅の窓口で尋ねて、稚内までの指定席を押さえた…
多少勝手知った旭川駅で、何となくゆったりと過ごしていたが、やがて札幌から北上して来る特急列車が登場する時間が近付いた…
↓キハ261系…何かこれを視ると、「黙って乗っていれば、御近所の稚内駅へ連れて行ってくれる…」と安堵感が沸き起こる…
↑この日の5本目の列車…そして最後の行程ということになる…
↓車中でこんなものを頂いていた…
↑旭川駅のやや北側、車輛基地が在って、その少し先に永山駅が在る。この列車は永山駅で“信号停車”をする…その後に画のサンドイッチを頂いたのだが…以降、停車や乗降の様子が全く記憶にない…「爆沈!!」という按配で深く眠ってしまったのだ…
↓豊富駅辺りで「一寸遅れている」と気付いた…眠ってしまっていて、「速さ以上に早く感じる」という按配で北上を続けた…列車は無事に稚内駅に到着した…
↓移動した区間と距離…
根室・釧路=135.4km
釧路・新得=172.1km
新得・富良野=81.7km
富良野・旭川=54.8km
旭川・稚内=259.4km
↑上記5区間の合計=703.4km
↓この時点で午後11時を過ぎてしまっていた…
この日…稚内は荒天に見舞われていたということで…何か「よくぞ御無事で…」という雰囲気だったのかもしれない…
来る3月、少し大きく鉄道ダイヤが変わるようだが…現行ダイヤで、これだけの「一寸、過激?」な移動をしたのは、好い思い出になって行くことであろう…
posted by Charlie at 07:39|
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HDR/2016年2月の旅
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