2015年11月13日

延岡駅:<サンシャイン宮崎> 713系電車(2015.10.26)

最近は「国鉄時代」の車輛に関して、運用している地域で独自に改造を施したり、独特な塗装を施している事例を眼にする。北海道内で運行中の「国鉄時代」の車輛についても、往時とはイメージが異なる塗装が施されている例を多く見掛けるが、他地域でも同様だ…

↓美々津から延岡まで乗車した電車である…
Nobeoka Station on OCT 26, 2015 (5)
↑以前に南宮崎駅や都城駅の近くで見掛けたことも在って、「何か気になる車輛だ…」と思っていたが、今般乗車機会を得た…

「国鉄時代」の車輛に鮮やかな赤系の塗装が施され、<サンシャイン>の黄色いロゴ、太陽をデザインしたマークまで入っている…

↓何か「正統派!!」という雰囲気の、「国鉄時代」な外観だ…
Nobeoka Station on OCT 26, 2015 (2)
↑それでも、こうして鮮やかな塗装に「陽光煌めく宮崎県」というイメージの“太陽マーク”まで在ると、「少し特別?」という感じがする…

この車輛は713系電車というもので、1983(昭和58)年に地方での「普通列車の電車化」を促すべく試作された車輛だという…4編成8輛が新製されて、九州に投入された…結果的に、諸般の事情によって4編成8輛以降は製造されなかった…

1996年に宮崎空港線が開業し、この713系の4編成は宮崎空港線に投入されることとなり、<サンシャイン宮崎>の愛称が付いた。やがて、2008年に鹿児島車両所で改造が施されている。

改造は、外見の塗装の他に、クロスシート部分は旧い特急型車輛のシートを移して使用するようになっていて、ロングシート部分はバケット型の椅子を並べた体裁の、新しいロングシートに換装されている。延岡から宮崎空港の区間…存外に時間も掛かる場合が在る区間―延岡・宮崎空港間を全て普通列車で移動すれば、直通の列車で1時間40分程度、南宮崎駅で乗り継ぐと2時間弱となる。沿線各駅からの利用で、1時間前後の乗車という例が多そうな感じである…―だが、車内の居住性も良好なものになっている…

今回は美々津から延岡の40分弱の区間で乗車したが、ロングシート部分の新しいバケット型シートは、なかなかに乗り心地の好いものだった…

↓延岡駅の跨線橋から713系電車<サンシャイン宮崎>を望む…
Nobeoka Station on OCT 26, 2015 (3)
↑勝手に「正統派!!」という雰囲気の「国鉄時代」な外観と呼んでいるが…こういう感じの外見は、何か“安堵感”のようなものも覚える…

考えてみると…近年はこの種の「正統派!!」という雰囲気の、「国鉄時代」な外観に出くわす機会が減っている…
posted by Charlie at 06:36| Comment(0) | HDR/2015年10-11月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広島の路面電車:京都からやって来た1907<銀閣>(2015.10.28)

広島という街の発展経過を視ると、宇品地区の港が整備されて色々と利用されるようになった経過を看過する訳には行かない。宇品地区には、嘗て軍が糧秣廠として利用した煉瓦造の建物を活かした、市の資料館も在るという。

そういう事情から、路面電車の1日乗車券を手に宇品地区へ出掛けた…新旧様々な車輛が行き交う軌道を窓から眺めながらの移動は実に愉しい…

↓停留所で電車を下り、「ここまで乗せてくれて、ありがとう…」というような具合で車輛を眺めてみる…
Tramcars at Hiroshima on OCT 28, 2015 (7)
↑少々「微妙な違和感」のようなものを覚えた…ICカード乗車券に対応する機器が搭載されている旨が運転台下に掲出されているのだが、その下に<銀閣>と書かれている…

<銀閣>…あの有名な、京都の慈照寺…足利義政が建てたという、京都の東山のアレのこと?

↓暫く経って、<銀閣>が停留所に停車中の様子に再会した…
Tramcars at Hiroshima on OCT 28, 2015 (10)
↑深いグリーンとクリーム色で、オレンジの帯が入っている…重厚な感じの、やや年季が入った車輛だ…

実はこの1907を含む1900型というのは、1978年に京都の路面電車が廃止された時に広島にやって来た車輛なのである。そこで、乗客アンケートで京都の地名から各車に愛称を付けたのだという。1907の<銀閣>は「京都出身!」を主張するものなのだ…

京都でこの車輛が初登場したのは1957年だという。京都では21年間活躍した訳だが、広島に移ってからは既に37年も経っている…1978年にやって来ているというが、広島で運用し易いように改装を施す等しているので、1907の場合は1980年から動いているようだ。それでも35年だ…

1907同型車輛となる1900型は、15輛在る。どっしりした京都出身の車輛は、扉も大きくて乗降が円滑で、乗客の収容力も在るので、旧い車輛が徐々に活躍の幅を狭めている中でもなかなかに元気に活躍している…

この1900型だが…1980年代初めに「路面電車への冷房導入」に関して、先駆的な役割を担った車輛でもあるという。やや大柄に見えるこの車輛…機器を増設するベースとして都合も好かったのであろう…

或いはこの、嘗て京都で走っていた路面電車は「他所から移って来て、広島で活躍中」という車輛の代表的な存在と言えるのかもしれない。運行密度が濃い時間帯に限定されずに走っている同型車輛を随分と見掛けた…
posted by Charlie at 06:13| Comment(0) | HDR/2015年10-11月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神戸・長田:<鉄人28号>のモニュメント(2015.10.29)

詳細な予定を立てるでもなく動き回る中、偶々見掛けた案内を通じて「そう言えば、そういうモノも在った…」と思い出してみたり、「どういうモノだ?一寸視たい…」と考え、正しく「ふらり…」と寄道をするということが在る…

↓神戸の地下鉄の新長田駅である…
Shin-Nagata Station or 'In front of TETSUJIN' on OCT 29, 2015
↑電車が入る箇所の壁面に「新長田」と、地下鉄の駅では何処ででも見掛ける駅名表示が為されているのだが…「鉄人28号前」が気に掛かった…

今般、神戸空港に到着した後、ポートライナー、地下鉄、山陽電車を乗り継いで姫路に出たのだったが…その際に既にこの「鉄人28号前」が気に掛かっていた…姫路の後に九州へ向かい、広島を経て関西に戻った訳だが、この気になっていた「鉄人28号前」で下車してみようと思っていた。

神戸の地下鉄では、この「鉄人28号前」のように、駅近隣の学校の名前を記す等して「○○前」と、「○○が在る○○駅」という具合の表示をしている例を幾つか見掛けた。或いは、こういうのは「当駅下車 ○○」と“広告”として掲出されている事例も多いような気がするのだが、この「鉄人28号前」のような表示も、一寸面白いと思った…

恐らく、<鉄人28号>を視るために新長田駅で下車する人も多いのであろう。<鉄人28号>の場所を示す案内は多々在って、全く初めてでも難なく<鉄人28号>と対面することが出来た…

↓こんな具合に、広場に佇んでいる…
'TETSUJIN' at Nagata, Kobe on OCT 29, 2015 (8)

↓青空に映える勇姿だ…
'TETSUJIN' at Nagata, Kobe on OCT 29, 2015 (7)
↑概ね、漫画の設定に準じた大きさなのだろうか?大きい!!

神戸は、阪神大震災を経験し、そこからの復興を目指して“まちづくり”に邁進した経過を有している街だが、「力強い復興」をシンボライズするような意味も込め、神戸出身でもある漫画家の横山光輝の代表的作品の一つに登場する<鉄人28号>のモニュメントが登場したそうだ。完成したのは2009年だという。

個人的には、<鉄人28号>は自身で親しんだヒーロー達の「少し前」のモノになるようにも思うのだが…それでも漫画の設定そのものの大きな<鉄人28号>が街に佇む姿との対面は嬉しかった。後で知ったことだが…近所で色々と関連グッズが売られていたらしい…それらは、何時か神戸を再訪した際にでも…
posted by Charlie at 05:45| Comment(0) | HDR/2015年10-11月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする