2014年08月31日

関西国際空港:待機中のJetStarのA320(2014.08.02)

旅行に出るような場面…雨はやや困る…動きが制約されてしまうからだ…

7月30日から8月3日に関しては…「雨だ…」ということになったのは8月2日だけだった…京都市内から大阪市内を経て関西国際空港へ移動する途中、雨が降っていることに気付いた…大阪市内で極短い道草をした場面では、持っていた折畳傘―以前に鹿児島の天文館に在るコンビニで仕入れたモノ―を一寸使ったが…その後も雨は少し強めになった。本町駅から地下鉄に乗って、南海なんば駅に着いてしまうと、以降は“屋内”同然の条件だ…列車から下りて、空港ビルに入って、手続をして昼食を摂って、保安検査を潜って飛行機に乗るだけなのだ…

↓関西国際空港の待合は、飛行機の様子を視て写真を撮るということが、比較的やり易いように思う…

↑JetStarの銀色の機体が、やや強めになる雨の中に佇む…

↓濡れた駐機場に、機体下部が映り込んでいる…なかなかに強い雨になっている…

↑“人口島”である空港と、近隣の泉佐野市とを結ぶ橋等の構造物が遠くに霞む…

この日は…機材繰りで少々出発が押したが…席に着くと安堵して、居眠りしてしまったようだ…

↓気付くとこういう感じだった…

↑「雲の上は明るい青空」というのは判るが…雨の日に「機上の人」になると、何時も不思議な感じがする…

↓JetStarのA320に搭乗した日の画…
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2014年08月30日

稚内港北埠頭の巡視船<れぶん>(2014.08.30)

稚内港北防波堤ドーム周辺の北埠頭は、主に稚内海上保安部の巡視船が使用している…

↓早朝に辺りを散策し、一寸近付いてみた…


↓稚内港北防波堤ドームを背景に停泊中の様子は、なかなかに好い…


この<れぶん>…新しい!!昨年進水し、今年から稚内港にやって来て活躍している船だ…

この<れぶん>は全長約92m、幅約11m、深さ約5m、総トン数が約1250トンだという。

嘗て、同じ位置に<れぶん>の“先代”の船が停泊していたものだが、あれは全長約78mで幅9.6mだったから、現在の<れぶん>は一回り大きい…

この<れぶん>は「新造大型巡視船」ということになる…災害時等の対応能力の向上を目指したということのようだ…稚内海上保安部のエリアを含む海域を管轄する“第一管区”―小樽に本部が在る…―にこの種の「新造大型巡視船」ということになる1000トン以上の新造船が配属されるのは31年ぶり(!!)なのだそうだ…下関の造船所で建造されたこの船…約56億円だそうだ…

↓なかなかに精悍な感じだ…


↓8月の稚内等の画…
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北門神社(2014.08.30)

僅かに1℃、2℃というようなことなのだろうが、数日前よりも稚内の気温が上がっているように思う…

数日前は「半袖Tシャツの上に長袖シャツまたは裏地が無い上着」という程度が程好い感じだったのだが…今朝からは「半袖Tシャツ」ちう按配で丁度好い感じだ…

↓早朝に一寸出てみた…

↑朝の時点で雲は低い辺りから高い辺りまで少なめで、「日の出の少し前に見受けられるグラデーション」が美しい…

今日は「好天の土曜日」である!!

↓8月の稚内等の画…
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2014年08月29日

阪急・梅田駅(2014.08.02)

阪急電鉄…幾つかの会社の合併や分離が在って、現在の神戸線、宝塚線、京都線を軸に幾つかの支線を運行する体制に至っている…

以前、稚内から枕崎まで各種列車の乗継で到達した際の帰路、大阪・札幌のフライトに乗る前日朝を目掛けて、鹿児島・大阪間の夜行バスで大阪の梅田に到着したということが在った。その時、阪急電車の乗場を案内する表示を見掛け「阪急電車…乗ったことがない…こういう機会に…」と思い立ち、京都線で大阪・京都を往復してみた…あの時は、京都で何箇所か名所を訪ねて大阪に引揚げ、宿を見付けて泊まり、関西空港へ移動して北海道へ引揚げたのだったが…

今般は7月31日から8月2日の期間で、関西地域の各私鉄を自由に利用可能な“スルッとKANSAI”を手にしていた。8月1日に大阪側から京都側へ向かった際には京阪電車を利用した。8月2日に京都側から大阪側へ移動する場面では、阪急電車を利用してみることにした。

“阪急”というのは、会社が興った頃の正式社名だった“阪神急行”を縮めた呼称なのだそうだ…大阪・神戸を結ぶ神戸線がこの会社のルーツらしく、「阪急」と聞けば「大阪から西へ…」というイメージが少し強いかもしれない。或いは、かの有名な宝塚歌劇のスポンサーだという経過から、宝塚線のイメージも強めかもしれない。が、大阪・京都間の「大阪から北東へ向かう」という按配になる京都線もなかなかに賑やかだ…今般は「京都から南西」という、京都・大阪のコースを利用した訳だが…

初めて阪急の京都線を利用した時、駅の案内放送で「○号線」という案内の仕方だったことに気付いた。その方式は…現在も変わっていなかった…こういうディーテール…何時も、何となく気になる…

阪急京都線は、京都市内では地下を走る。地下鉄の京都駅から烏丸駅に至って阪急京都線に乗換える感じは、何か「東京メトロから都営地下鉄への乗換」を思い出すような雰囲気だ…列車は進むに連れて乗客が増え、下車する人が在る他方で乗車する人も在るというように入れ替わりも交えて大阪市内方面へ進んで行く。乗車したのは昼前の時間帯だったが…各学校は夏休み期間で、土曜日でも在るので、学校の制服風という若い人達―この旅行の期間、学校のスポーツ系クラブのTシャツやポロシャツ、またはジャージという出で立ちの人達は存外に見掛けた…制服姿は稀だった…―や、スーツ姿やオフィスでの夏の略装という雰囲気の人達は目立たなかった…車内は老若男女、様々な人が溢れている。何をしている方なのか、和服姿の方も見掛けて、或いは「京都周辺らしい?」等と思っていた…住宅が多そうな場所、沿線各市の中心的な場所と見受けられる地域を通り抜ける。地上に出て暫くした辺りで窓から街並みを伺うと、雨が降っていた…

↓雨の中、大阪の梅田駅に着いた…着いた列車は直ぐに京都方向への折り返し運転となるようだ。“河原町”と行先表示が出ている。この日乗車した烏丸の隣の駅で、京都線の京都側起点だ…

↑沢山のホームが在るが…片側を下車用にして、反対側から折り返し列車の乗客を乗せるというような利用の仕方をしていた。多少古い感じながら、ピカピカのタイルが貼られたホームだ…この駅も、色々な変遷が在って今日の型に落ち着いているようだが…

↓関連で…8月1日夜の画だが、京都線の京都側基点となる河原町の様子だ…「週末の夜」を過ごして帰宅するような人達が多いと見受けられ、なかなかに賑わっていた…

↑8月2日に京都・大阪間で乗車した車輌と違う型で、列車種別も違うが、車輌は同じ色の塗装だ…「同じ色」と言っても…車輌の導入時期が異なると「まぁ…えぇやろ…」―関西方面を舞台にしたドラマの劇中人物のような口調…―という感じで関係者が妥協する程度の差異は在るだろうし、濃い目な色である以上は経年変化で色合いも若干変わり、光加減で見え方も多少異なるであろうが…

↓阪急の電車…何か典雅な感じがする…

↑「もう少しゆっくり眺めていようか…」というような気分にもなった…

阪急の各車輛…格別に新しいモノが目立つでもなく、殊更に古いモノが頑張っているような印象でもない。“普通”では在るのだが…結局、殆どの車輛が“阪急マルーン”と呼び習わされている独特なカラーで統一されていて、非常に落ち着いた感じがするのである。このマルーン色に銀色の窓枠という基本が徹底している。一部の比較的新しい車輛に、白に近いアイボリー色のアクセントが入っている位だ…極々一部にステンレスの銀色という車輛も在るらしいが…視掛けなかった…

この“阪急マルーン”…京都線だけではなく、神戸線や宝塚線も同じ色だ…そして各列車は“特急”。“急行”、“普通”と停車駅が異なる列車種別も在る―“特急料金”が要る列車は設けられていないようだ…―のだが、列車種別を問わずに同じ色だ…或いは「どの路線も、どの列車も同じように御利用頂く」という意志表示なのかもしれない…

阪急という会社は、創業期の経営陣がなかなかに積極的で、「自社鉄道沿線の宅地開発に関わり、宅地の住民に自社路線を利用してもらう」という「顧客を創出する」というようなことや、「ターミナル駅にデパートを設けて、自社路線を利用する通勤客等に買物をして貰い、更に買物に出たい人達に自社鉄道を利用してもらう」という「交通インフラと商業施設が相互に補完しながら発展を目指す」ようなビジネスモデル…現在ではどこの鉄道会社でも考えているようなことだが、阪急はそうしたものに関して「日本での起こり」とも言える取組をしてきた経過を有している。そういうように“鉄道周辺”に目を向けて事業を続けている阪急だが…他方で、「どの路線も、どの列車も同じように」と各路線の各列車の車輛に同じマルーン色の塗装を施して走らせている様子を視ると、「“鉄道”への愛着と矜持」のようなものも感じる。「通りすがりの“一見”」に過ぎない立場で阪急電車を利用したが、何か嬉しくなるものが在る…

何か典雅な感じもするマルーン色の阪急電車…また機会が在れば利用してみたい…

↓京都・大阪間を阪急電車で移動した日の画…
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2014年08月28日

稚内港北防波堤ドーム(2014.08.27-28)

<エチオピア・モカ>が美味い感じの、爽やかな朝を迎えている…

↓27日の夕刻…午後6時前後だ…

↑もう少しすると急速に日が短くなって来るように思うが、未だこの時間帯は明るい…

27日は一日を通じてよく晴れていた…夕刻まで晴れた明るい空が拡がると、翌日も好天に恵まれそうな気がするものだが…

↓28日の早暁である…美しく晴れている!!

↑27日夕刻よりも「左に10m程度(?)」というような、殆ど同じ位置で稚内港北防波堤ドームを視ている…

例えば…国鉄時代の鉄道車輌のように「基本的に同じ形状のモノが各地で活躍」というモノに出くわした場面で思うのだが、地域毎に各々の塗装が施されていて色が違うので「同じ形であるにも拘らず、違って見える」という場合が在る。それと同様に、同じような景色でも、空の様子が異なると随分違って見えるものである…

↓「蝋燭の灯りが消える直前」を「最後の輝き」等と言う…ここの灯りは電燈なので、蝋燭に関して用いる表現は適切でもないかもしれない…しかし、仄かに染まってグラデーションを見せる空を背景に「もう直ぐ消灯…」という灯りが見受けられる状況は美しく、「最後の輝き」という表現をしてみたくなる…


↓こんな時間帯の風景…好い…


↓8月の稚内等の画…
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2014年08月27日

東寺(2014.08.02)

8月2日の朝は京都で迎えた。関西国際空港からの“ジェットスター”に乗る手筈とした日であったが、京都から関西国際空港はやや遠いとは言え、「朝一番…」という次元で出発する必然性も無かった…何か「早起きして何処かを視て…」という気分だった…

前夜に友人と会って、木屋町で軽く日本酒を頂いたことが善かったと見え、深く眠ってスッキリ起き出した感であったのだが…何やら曇天の朝だった…

「京都駅から然程遠くない辺りを一寸散策…」と考え、思い浮かんだのは東寺だった…

↓「以前に立寄ったことも在った…」と振り返ると…2009年12月に立寄っていた…
>>Kyoto : Toji-Temple - an album on Flickr

以前に立寄った日は“冬晴れ”の日であったが…今般、近鉄京都駅から大和西大寺行の始発と見受けられる電車で一駅、東寺駅から数分で辿り着いてみれば…

↓やや雲が多い中に、かの五重塔が聳え立っているのが見えた…多少蒸し暑い感じもした…


↓“東寺”と書き込まれた提灯が在る門から、境内の様子が見える…


始発のような電車で訪ねる早朝…有料拝観の建物が在る箇所等には入ることは出来ないが、門が空いているので一寸境内に入ることは出来る…

東寺というのは、現在の京都の前身である平安京が築かれた際に、「平安京を護る」というような意図で造営された寺である。当時、この東寺と西寺の外、平城京等の寺院が移転することは認められなかったという。現在、“京都”と聞けば「有名な寺院が多々在る」という感だが、平安京が登場した当初には、寺院は数える程しか無かった訳だ…

この東寺はかの弘法大師こと空海に下賜され、真言密教の道場として歩んでいくことになり、今日に至っている…

東寺が在った場所は、平安京の南東の端辺りに相当した地区のようだ。現在では「京都駅に近い辺り」という感だ。思い出したのは、2009年に立寄った際、往路は京都駅辺りから歩き、復路は東寺の近くからバスに乗って京都駅に向かったということだった。今般は近鉄電車を利用した訳だが…

↓東寺の五重塔は目立つ…京都駅を発着する列車の窓からも五重塔が見え易いことから、何か「京都のシンボル」というイメージさえ在ると思う…

↑五重塔は高さ54.8mで、この種の木造の塔としては日本一の高さを誇るそうだ…実は「第2位」と思われる興福寺の五重塔を奈良で視て、「日本一は…京都の東寺だったか…」と頭の隅に浮かんでいたことから、ここに寄ってみたという一面も在るのだが…

東寺の五重塔は9世紀末頃に初めて登場したというが、落雷や不審火で何度も消失している。現在のモノは5代目で、1644(寛永21)年に徳川家光の寄進で建設されたモノだそうだ。370年経っている…

この東寺の様子を何となく見ていたところ…ぽつりぽつりと雨も落ちて来た…やや按配が悪いので、宿に引揚げ、少しゆっくりしていた…

↓東寺に寄ってみた日の画…
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2014年08月26日

稚内港北防波堤ドーム(2014.08.26)

「50年に一度」と形容された程度の強い雨が降った日曜日…「子どもの画」のような晴天になった月曜日…そしてあっという間に火曜日の朝だ…最近は曜日や日付を何度も確認しないと判らないような感じになっているのだが…

少し早めに眼を開けてみれば、「少し空が明るい?」というような気がして、戸外に出てみた…ジーンズ穿きに気に入っている半袖Tシャツという出で立ちで屋内に居たが、何となく裏地が無いデニムのジャケットを引掛けて戸外に出た。丁度好い按配…早朝は16℃前後なのかもしれない…風は微弱で穏やかだが…

↓やや雲が多いかもしれない…

↑未だ灯りが消えていない…

寧ろ西寄りの空、更に高い空は雲が少ない。屋内に居て「明るい?」と思ったのは、そういう理由なのであろう。東寄りの空や、低い空は雲が多めだ…

この何時も通る駐車場の辺り…派手な雨による水溜りは、昨日の好天で余り気にならなくなっている。しぶとい箇所が散見はするのだが…

↓こういう具合に視ると、高い空に雲が少ない状況が判り易いかもしれない…


↓“モーニング・パープル”(朝の紫)という風情だ…


朝の麗しい光景を眼にすると…何か善いことでも在りそうな気がする…「気がする」だけに終始することも多いなどと思い直しながら、<エチオピア・モカ>でもゆったりと頂く…好い時間だ…

↓8月の稚内等の画…
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2014年08月24日

雨の中に佇む北門神社の鳥居(2014.08.24)

日中、何気なく外に出た…手にしていたバッグにデジカメが…

↓撮ってみた…


この日の日中は前日からの雨が続き…「50年に一度の大雨」等と伝えられていた…

夕刻になって降雨は落ち着いたが…
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2014年08月23日

近鉄奈良駅(2014.07.31)

7月30日夜に名古屋に入り、7月31日には奈良県内に足跡を記した…関西の私鉄各線を自由に利用出来る“スルッとKANSAI”を手にしていたので、大和八木を基点に近鉄線を随分と利用した…

↓近鉄奈良駅である…


随分以前に近鉄奈良駅のビルの前には行ったことがあったような記憶が在るのだが…中に入ったのは初めてだった…大きな“地下駅”である…

何か、この種の「大きな“地下駅”」と出くわす場面が何度か在った旅だった…

知らなかったのだが…奈良を発着する列車は、大阪難波から更に西へ進み、神戸の三宮にまで至っている…阪神線に乗入れているということなのだろう…こうやって、広い範囲で複数の会社の路線に乗入れて、交通網がどんどん便利になっている…

実は、朝早くから動いていて、やや暑い中だったので奈良で長く歩き回ることを断念した経過も在ったのだが…同時に“スルッとKANSAI”を手に、便利な交通網で動き回ることに関しても、私の基準に照らしてやや控え目に終始していた…この“三宮”という行先表示の列車が写る近鉄奈良駅の写真を視ると…「また何時か…」という想いが強まる…

↓7月31日の画…
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2014年08月22日

暁の稚内港北防波堤ドーム(2014.08.22)

「寝る?」、「食べる?」の妙な二者択一という時間を過ごすのではなく…サウナを利用、身体が解れてリラックスして食事に寄り、食事を楽しんでから帰宅し、眠くなった時点で眠り、スッキリと起き出す…という健全(?)な過ごし方で朝を迎えた…

一寸戸外に出てみた…

↓今朝は東の空が明るい!!


このところは…「早朝は寧ろ雲が厚いような…」という朝が目立ったり、明るい朝にスッキリと起き出すことが叶わなかったりという感じが続いていたが…「麗しき暁」を望むことが出来るのは、少しばかり嬉しいものだ…

↓今朝は「誰かが注意深く描いた?」というような雲が蒼空に散っている…


↓秋が深まって行くと、陽が上る位置は画面の右側に寄って行く…


↓清々しい朝だ…


↓8月の稚内等の画…
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2014年08月21日

稚内・勇知(ゆうち)(2014.08.17)

稚内市は北海道という島の北端部を占める。日本海岸からノシャップ岬、宗谷湾の沿岸を経て宗谷岬に至り、オホーツク海岸の海岸線だけで90kmにも及ぶ。面積は760平方キロメートルだ…

稚内は海岸部の港町というイメージが強いが…内陸部には広大な農場が拡がっている。“農場”と言っても、それは“牧草地”と殆ど同義なのだが…

そんな牧草地が拡がる地区の一つに勇知が在る…

↓こんな光景が視られる…

↑牧草地と、そこに植えられた樹木と、遠く日本海に浮かぶ利尻富士が見える…

牧草地に若干の樹木が植えられている様子…北海道内では珍しくはない…「北海道らしい」感じさえする光景だ…

しかしこの勇知の様子は、少し違う…木が強風を受け続けているため、先が歪んでいるのである…若干、画面の右側に木の先が傾いている…

木は真っ直ぐに伸びようとするが、強風に阻まれる…それでも木は伸びようとして、やがて多少歪みながらも伸び、それをまた強風が阻む…永く延々と繰り返されてきている筈だ…そんな様子を黙って眺めているように、遠くに利尻富士が佇んでいる…

時々この辺りに立寄って、何気なく眺める光景なのだが…何か「考えさせられる」ようなものもある。

「有名な風景」というのでも何でもない、寧ろ訪れる人が多いでもない地域の風景なのだが…「密かに好きな風景」である…

↓8月の稚内等の画…
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2014年08月20日

南海なんば駅の<ラピート>(2014.08.02)

大阪の“なんば”には各鉄道会社の路線が乗入れている。大阪を訪ねると、周辺を歩き回らない場合でも「列車乗換」で“なんば”に立寄る場合が在ると思う。

「関西空港を利用する」という場合…私は“なんば”経由を好む…

↓理由はこれだ!!<ラピート>である…

↑「関西空港を利用する」という“用事”の有無と無関係に、何か「乗ってみたい…」と思わせる列車である…

↓南海なんば駅は、階段やエスカレーターで上った場所にホームが在る…

↑ここの雰囲気!!意外に好きだ…

エスカレーターで上がった辺りに「ずらり!!」と各方面の列車が発着するホームが並ぶ。右寄り側に空港へ向かう列車が発着していて、改札も在る…

<ラピート>は、乗車券の外に特急指定席券が必要だ。今般は“スルッとKANSAI”で乗車したが、駅で別途に指定席特急券を求めた。

関西空港が開港する頃、「空港と街とを結ぶ」ということでこの<ラピート>が登場した。既に、「なんば・関西空港」を走り続けて20年になる…

↓この独特な形状…「鉄人28号」のような“貌”だが…何か「SFメカ」のようだ…


↓独特な雰囲気に見惚れてしまう…


<ラピート>の専用車輛は「50000系電車」と呼ばれるそうだ。6輛編成である。関西空港の利用者の増減で、この列車の利用者も増加や減少と様々に変化しているようだが、最近は関西空港に乗入れる航空会社が増える傾向の中、この列車の利用者数も若干伸びているらしい。

「関西空港を利用する」という機会が然程多い訳でもないので、この列車に乗る場面も少ないのだが…大阪のミナミから関西空港までの、別段珍しくもない街並みの中を行く列車ながら、乗ると何か妙に嬉しくなる列車だ…

この列車で関西空港駅に着いてみると…幼稚園児らしい少年と、その母親と祖母と見受けられる女性2名の3人連れがホームを右に左に動き回っていた。「何をしている?」と思えば…比較的近くに住んでいる家族らしく、少年がお気に入りの<ラピート>を眺めに駅へやって来たという風だった。その少年でもないが、この<ラピート>は機会を「わざわざ」設けてでも眺めてみたい気がする列車だ…

↓<ラピート>に乗車した日の画…
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札幌・すすきの交差点(ニッカウヰスキーの看板)(2014.08.18)

大阪の道頓堀に据えられた“グリコの看板”が「大阪市指定景観形成物」というものに認定されているという話題に偶々触れたのだが…

例えば…札幌でそうした「指定景観形成物」なるものを認定しているのか否かは承知していないのだが…

↓これは札幌の「指定景観形成物」というようなことになるような気がする…

↑ニッカウヰスキーの看板である…

↓暗くなり始めると、こうしてすすきの交差点に浮かび上がる看板だ…


↓空がナイトブルーという按配になると、看板はなかなかに映える…

↑視ると「札幌に辿り着いた…」を実感する光景だ…

↓慌しく札幌を往復する羽目になった日の画…
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2014年08月19日

札幌・すすきの停留所のA1201(2014.07.30)

↓札幌に来るとこれを視たくなる…

↑画は7月30日のもの…酷く暑く、「大胆な夏の装い」の人も散見した日だった…

今般、8月18日に札幌市内に入った折にも、「もし視られると好い…」とすすきの停留所付近へ足を向けたが、残念ながら視られなかった…

↓それにしても、これだけハッキリとした「夏の陽射し」という雰囲気は…「過去形」のようになってしまっているかもしれない…


多少雨が混じる中、「過ぎ行く“夏”」に思いを至らせる…
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札幌・すすきのに現れた“宗谷バス”(2014.08.18)

遠く離れた場所で“地元”に縁のモノを視ると、多少驚いて注目してしまう…

↓すすきのの路面電車の軌道が在る辺りを大型バスが通過中…という何気ない様子なのだが…

↑通過中のバスに“SOYA BUS”の文字…稚内を本拠地にして活動する“宗谷バス”である!!

「札幌で稚内の事業社のバスを視た!」と言っても、「同じ北海道内?」ということになるかもしれないが、稚内・札幌間は350km程度の距離が在り、これは東京・名古屋間に比肩する。東京の“ど真ん中”のような場所で「名古屋ナンバーの車輌」を見る機会も、必ずしも多くはないと思う…札幌の“ど真ん中”で稚内の車輌―ナンバープレートは“旭川”なので判然とする訳でもないのだが…―を視掛ける確率も、それと同様か、或いはそれ以下なのである…故に、明白に誰にでも判る“SOYA BUS”の登場に、思わず足を止めてカメラを向けてしまった…

この路面電車の軌道に沿った辺りは、稚内・札幌の都市間バスの運行コースではない。貸切バスが移動中だったのであろう…

この白い車体に虹色の帯というタイプ…夏になると現れる“出向車輌”である。宗谷バスは他県の事業社と協定を結び、北海道で「車輌が足りない!!」ということになる夏季に他県から車輌等を借りるのである。逆に他県で忙しい晩秋から冬には、稚内は忙しくないので車輌等を貸し出す。近年、各地のバス事業社によるこうした取組が拡がっているようだ…

このバスは、稚内から各地を巡ってここに至ったのか、これから稚内方面を目指すのか判らないが…どちらであっても、一行と荷物の他に彼らの想い出も乗せて、北海道内を走り回る訳だ…

↓慌しく札幌を往復する羽目になった日の画…
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2014年08月18日

稚内港中央埠頭の<アインス宗谷>(2014.08.18)

↓繋留中の船<アインス宗谷>は、サハリンのコルサコフ港へ発つ準備をしている…

↑出国手続を終えた乗客が順次乗船している。手前右側のトラックに、乗客の手荷物が積まれ、出航の少し前に車輌甲板に入る。コルサコフでこのトラックが旅客ターミナルへ荷物を運ぶことになる…

↓「国境を越える旅をする」ことになる船だが…それ程大袈裟な船でもない…稚内港の国際旅客ターミナル屋上からの、この船の眺めがなかなかに好い…

↑5時間半の航海…航行距離は158km程度…稚内から道内の他市へ行くより近い…

8月11・12日の航海は欠航となってしまったが…以降は好天が続き、「快適な船旅」が続いているようだ…

今日、この船が稚内港から出るのを見送った後、バスで札幌へ…札幌市内へ入るまでに、約6時間を要した…
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2014年08月17日

大阪・道頓堀:グリコの看板(2014.07.31)

「○○へやって来た…」という“実感”と言うのか、「納得出来る」とでも言うような場所…各地に或る程度は存在すると思う。

大阪のような大きな街、或いは広い都市圏を形成しているような地域の場合、その「大阪へやって来た…」という“実感”や「納得出来る」という感覚になる場所は幾つも在るような気がするが…

↓この景色をその「大阪へやって来た…」が“実感”出来る眺めに挙げる人は意外に多いように思う…


事前には別段に知らなかったのだが…ここに見えるグリコの看板は今日、8月17日で消灯し、工事を経て秋に新しいモノになるのだそうだ…7月31日、<あべのハルカス>から宿へ引揚げようとする際にこの光景に触れ、「大阪にやって来た…」という感を強く抱いたという場面が在った…期せずして、「もう少しで消灯…」を見る機会を得たことになる。

私が7月31日に視たグリコの看板は“5代目”なのだそうだ…“初代”は1935年に登場して1943年の戦時中に撤去…“2代目”は1955年から、“3代目”は1963年からそれぞれ登場した。“4代目”が1972年から1996年までで、“5代目”は1998年に登場して現在に至ったのだという…

↓2003年には「大阪市指定景観形成物」というものに認定された看板であるとのこと…


新しいモノが登場したら…視に行きたいものだ…

↓7月31日の画…
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利尻富士の眺望(豊富町・サロベツファーム付近)(2014.08.16)

稚内の街から車で35分位も南下すると着くであろうか?稚内市・豊富町の境界を越え、“幌富バイパス”の出入口を脇に見ながら進むと<サロベツファーム>に至る…

↓その<サロベツファーム>辺りの景色である…

↑サロベツ原野の彼方に、日本海に浮かんで聳え立つ利尻富士が見える…

↓正しく「画のような」光景である…


1721mの利尻富士…見える場所の範囲は広い…しかし、海、雲、空の条件で見え悪い場合も多いので、美しい様子が見えると、何か「少しだけ得をした…」という気分になる…

↓8月の稚内等の画…
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2014年08月16日

稚内:中央商店街(2014.08.16)

朝9時前から夕方5時半まで用事に勤しむことになった土曜日…夕刻にサウナを利用した。湯上りにゆったりとしていた間にスッカリ暗くなり、慣れた道を歩いて帰宅…

その慣れた道…国道沿いだが、夜は存外に暗い…夜が暗いのは当然かもしれないが…とりあえず「身体が解れて善かった…」と思いながら歩いていると、不意に殆ど音がしない何かが、途轍もない勢いで迫って来た…「面妖な!?」と一瞬立ち止まったが…無灯火の自転車だった。歩道を「そんなに急いでどうする?!」という次元の、猛然とした勢いで走って行った…

「危ない奴…何だったんだ!?」と思いながら歩を進めると…不意にやや眩しい光…

↓薄暗い道を歩き、暗さの故に「無灯火自転車!!」でやや不快な思いをした後に、この光が眩しい…

↑明るさの感じ方…“相対的”なもののように思うが…

恐らくここは、北海道で最北の“アーケード街”という代物だ…“空き店舗”も見受けられ、最近では古い店舗等を壊した空地も登場し始めているが…それでもアーケードの屋根と灯り…悪くはない…

午後7時半を回った辺りではあるが…殆ど全ての店舗が営業を終えていて静かで、路面を踏む音が反響する程だった…

ライトの点いたアーケード…何か「大きな建物の内部」のようにも見える…

↓8月の稚内等の画…
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利尻富士の眺望(稚内市開基百年記念塔から)(2014.08.14)

好天に恵まれた日…稚内市開基百年記念塔の展望室に上る機会が在った…

↓こういう光景を視ることが出来た!!

↑何か「善いこと」でも在りそうな気がする程の絶景である…

空の感じが好いのだが…刻々と様子が変わり、毎日異なる表情を見せる空である。「同じ様子」が視られるのは「その時」だけだ…

何か…光線が“秋”に移ろおうとしているような気がする…

↓8月の稚内の画…
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2014年08月15日

稚内駅:特急<サロベツ>(2014.08.15)

昼食後の時間帯に稚内駅に立寄った…

↓少し懐かしい感じがする車輌が停車中だった…
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「午後の特急」こと<サロベツ>…文字どおりサロベツ原野を擁する地域を抜け、名寄、士別、旭川、更に深川を経て札幌へ至る列車だ…

↓昔ながらの四角い外観…何となく好きだ…
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「車輌の問題」ということで長く運休していたが…この8月から復活!!復活後に初めてこの姿を目撃した…

↓8月の稚内の画…
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興福寺(2014.07.31)

7月31日は、早朝に名古屋を発って橿原市内に至った後、近鉄電車で少し北上して奈良市内に入った。薬師寺に立寄ってから大和西大寺駅周辺で道草し、近鉄の奈良駅に至った。

近鉄奈良駅は各方面との列車が発着し、正しく地域を代表する駅になっているのだが、その周辺も奈良市内や周辺とを結ぶバス路線が集まっている場所だ。そして、歩いて動き回ることも可能な範囲に、なかなかに有名な場所も多く在る。

近鉄奈良駅周辺の名所…「最も近い」のは、恐らく興福寺であろう…

↓道案内的な標識の“奈良公園”という方向に少しばかり行くと、「如何にも伝統を誇る寺」という風情の五重塔が聳え立っているのが眼に留まる…

↑この五重塔が見えている辺りの周辺が興福寺である…

興福寺の五重塔は730(天平2)年に創建されていて、通算5回の被災・再建を経て、1426(応永33)年頃に建てられたモノが今日眼にする五重塔であるという。オリジナルの登場は1300年近くも前で、現在のモノも600年近くも前だ…

この五重塔は、約50mの高さであるという…過日、消防が用いる車輌の話しを偶々聞いたが、稚内市内に在る10階建、12階建のビルの上層階のような場所での救助を想定して備えられている消防の梯子車は、最高で40m程度の高さに届くという。ということは、この興福寺の五重塔は「今日の10階建や12階建のビルに比肩する高さ」ということになる。稚内では、10階建や12階建のビルはかなり目立つのだが…この興福寺の五重塔も、永い間に亘って、周辺ではかなり目立つ代物であったことであろう…

↓五重塔の足下に東金堂が見える…


ここでも強い陽射しが輝く碧空の下で、鮮烈な色彩と、強い光が造り出す明暗のコントラストに触れて「夏の煌き」を感じながら、暫し散策していた…

↓南円堂というそうだが…何か独特なデザインが好い…


この南円堂は813(弘仁4)年の創建で、現在のモノは4回目の再建となる1789(寛政元)年頃の建物だという。

↓少し引くと、独特なデザインの建物がよく見える…


興福寺は、駅から近いことも手伝って、なかなかに多くの来訪者が見受けられた。(私自身も含むが…)こういう場所では…「シャッターを押してください」と、記念撮影をしたい方に頼まれるということが存外に多く在るが…最近はタブレットやらスマートフォンやらを預けられることが多い…正直…操作がよく判らない場合も在る…そういう場面では「確り写りましたか?」と尋ね、確かめて頂くようにしている…興福寺でもそういう場面が在った…

奈良市内…興福寺以外にも、散策に好適な場所が多い訳だが…前夜からの動きで、多少エネルギーを費やしてしまっているところに、陽射しが少々キツく思えるようになって来たので、とりあえず予約してあった大阪の宿を目指すことにした。奈良市内を動き回るのは…「また何時か…」ということにした…

↓興福寺に立寄った7月31日の画…
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2014年08月14日

稚内港北防波堤ドーム―鳥瞰(2014.08.14)

8月11・12日とフェリーが欠航…“8月中”に「台風の影響」という事例…稚内では殆ど記憶に無い事態…

そういう妙な状態で始まった週だが…今日は素晴らしい天候だった!!

↓稚内公園からの眺望である…

↑稚内苦北防波堤ドームが美しい…

↓もう少々引いた感じも…


こういう感じだが、気温は20℃を少し出る程度…強めな陽射しはキツく思える場合も在るが…日陰や、少し高いこの丘陵の上のような場所では、風が涼やかである…
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稚内:万灯会(2014.08.13)

稚内に“山下通”という通称の道路が在る。静かな通だ。個人的には…稚内に居る時にはほぼ毎日往来する場所だ。“バス通”と通称されている道路と並行している通で、市内線の路線バスも通る“バス通”よりも圧倒的に交通量が少ない“山下通”だ…

その“山下通”で…「車が詰まっている」とか、工事中でもないのに「交通整理の警備員が立っている」という状況が見受けられた。多少驚いた…一寸した“事件”のようにさえ感じられる…

その“事件”のようにさえ感じられる事態…“山下通”の寺が集まっていて、お盆のお参りで往来する人達が多く、関係の自家用車が多くなっていたこと、或いはタクシーで寺の前に着いた方がゆっくりと下車しているところに、タクシーの後から、或いは反対側から車が偶々集まり、何か詰まってしまったように見えたのだ。

↓お盆の時季…“山下通”の寺ではこういう様子が見受けられる…

↑万灯会である…

万灯会というのは、多くの灯明を灯し、仏を迎えて供養するというものらしい…

↓灯りが入るのは、未だ空に若干の明るさが残る頃だが、暗くなってしまうと、少し趣が変わってくる…


↓非常に「季節らしい」感じかもしれない…


今年のこの時季…酷く暑いという程でもなく、寒く感じるでもない…過ごし易い感じかもしれない…

個人的には「お盆の時季の慣例」というようなことも殆ど無いので、何時も巷がお盆であることを半ば失念している…そして、この万灯会のようなものに出くわし、「そう言えば…」と思い出す。今年に関しては「こんな所で、何故車が詰まっている!?」という状況に出くわしたという場面も在ったが…

稚内辺りでは、お盆時季の後は「寧ろ初秋」という感じ方をするようになるとも言われる。他方、8月下旬から9月上旬に好天になると、存外に暑いように思う場合も在る…と言って…「20℃台前半(22℃というような次元…)」までの気温推移なのだが…
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2014年08月12日

石山寺(2014.08.01)

琵琶湖から瀬田川―川は京都で宇治川、大阪で淀川と呼び名を換え、大阪湾に注ぐ…―の水域を航行するクルーズ船<一番丸>―明治時代の外輪船を模した船というのに惹かれた!!―を利用してみようと思い立った時、船が着く辺りの石山寺を訪ねてみようと考えた。今般は船が在ったので迷わず訪ねてみたが、船と無関係に京阪電車利用で訪ねてみたいという思いも在った場所だ…

石山寺と言うが…辺りは独特な岩盤の地形で、古くから“石山”と呼ばれていた場所らしい。その石山寺は、なかなかに古い歴史を有している。奈良の大仏を建立していたような時代、大仏に施す鍍金(メッキ)に用いる金が産出することを祈願すべく、石山と呼ばれていた地の岩盤の上に庵が結ばれた。願いが通じ、2年後に陸奥国で金が産出した。そこから寺が起こったのだそうだ…概ね1250年もの伝統を受け継ぐことになる…<一番丸>のガイドさんは、この金の産出という故事から、参拝すると「金運が開ける」という話しも在ると紹介していた…

↓船を下りた辺りからは、直ぐに石山寺の門に至った…

↑京阪電車の駅よりも、<一番丸>が着く場所の方が、石山寺には近い…

↓寺の境内に入る辺りの眺め…

↑木々が茂る中、提灯が沢山下がっている箇所に通路が設えられている。実際は「寺の境内の小道」に過ぎないのだが、何か「森の中に築かれた参道」という趣も感じられる…

↓少し日が高くなり、陽射しが若干キツくなり始めるような時間帯だった…

↑境内の樹木や構造物が造る影と、光が当たる部分の落差…それが非常に鮮烈だった…

↓茂っている葉の下は日陰なのだが、何か「緑の光線」を感じた…

↑葉の表面が強めな光を受け、光が透けて緑色に輝く葉が、枝の影に覗き、辺りの建物も見える…

石山寺の境内を歩き回ると…個々の建物等よりも、こうした「光線と樹木と建物が創り出す雰囲気」に魅せられた…木陰のような場所を歩き回ると、逆に気に降り注いでいる夏の光の強さを一層意識する…という感じであろうか?

↓地名の由来となっている岩盤を伺わせるモノが見受けられる…

↑上の方に建物も在る…

↓岩盤が壁のように見える箇所の上、平らになった場所に多宝塔が在った…


今般の旅の“キーフレーズ”のような感となっか「夏の煌めき」というものを感じながら、この石山寺の雰囲気を愉しんだ。平安朝の時代の貴族社会では、この寺を訪ねて参籠するということをする人達も見受けられたという。かの紫式部は、この石山寺に参籠した際、かの『源氏物語』の着想を纏めたという伝承も在るという。河岸の古い寺で、境内で木々や建物が織り成す光と影…そんな場所でじっと時間を過ごしていると、“物語”のように、色々なことが頭を過るかもしれない。

↓石山寺の訪問で気になったのがこれ…

↑旧い画に在る“鬼”の姿を刻んだ石板が、石山寺に入る門の近くの小さな庭に飾られていた…

これは石山寺の伝承を題材にしたものであるという。石山寺で活躍した名僧が他界することになる際、自身は“鬼”となって石山寺の活動と世の安寧とを護ると誓ったという。暫く経ち、弟子にあたる僧が師を偲んでいたところ、寺の入口で金色の鬼を視掛けたという。「師は、その言葉のとおりに寺や人々を護っている」と、鬼の話しは伝承された…そして私が視掛けた石板も据えられた訳だ…

この石山寺は、「狭義の文化財」ということになるモノも擁している場所だが、寧ろ「全般の雰囲気」や「“鬼”の挿話や、紫式部の挿話のような伝承」まで全て含めて「広義の文化財」という感を強く抱く場所だ…

今般は「夏の煌めき」というような時季に立ち寄ったが…この石山寺の辺りは、時季を換えて、春、秋、冬に訪ねても各々に趣が在るかもしれない。更に…石山寺が在る坂本石山線の沿線も、なかなかに趣が在る…早くも再訪したくなっていることに気付かされる…

↓石山寺に立寄った8月1日の画…
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posted by Charlie at 07:54| Comment(0) | HDR/2014年7-8月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする