2013年09月04日

<ヴレーミャ・ジャザ>は元気です!!(2013.09.04)

稚内には2007年、2009年、2010年、2012年の公演を通じたファンが確り居て、2012年の初登場で旭川でも「野外ライブをやって“買物公園”を“制圧”した幻のバンド」として一部に知られている、サハリンのバンド<ヴレーミャ・ジャザ>…2013年は来日公演の機会を設けられなかったが、サハリンで元気に活動している…

非常に幸運なことに、彼らの演奏と歌を聴く機会を持つことが出来た!!この感動を確りと整理しなければなるまい。素晴らしい演奏を聴いた昂ぶりの後であるが故に、早寝はし難い気分だ…

<ヴレーミャ・ジャザ>はサハリンのチェーホフ劇場に所属するバンドで、リーダーのピアニスト、ウラジーミル・キンジーノフの下に各メンバーが居て、様々なジャンルの演奏と歌を披露するバンドだ…

キンジーノフ氏はサハリンのネベリスク―1972年以来の稚内の友好都市―での教員を経て、チェーホフ劇場の音楽家となってバンドのリーダーになったのだが…ネベリスクでの教員時代、ソ連時代末期に差し掛かっていた中「簡単に往来出来る定期交通機関は無い現状だが…友好都市の稚内という所へ、ヨットを仕立てて行ってみよう!!」という『友好の白い帆』と名付けられたプロジェクトに誘われ、それに参加した。「初めて訪ねた日本」という思い出を大切にしていて、彼は『ワッカナイ』という曲を創り、ネベリスク時代にも披露していた程だった…

やがて「サハリンのジャズバンドを稚内へ?」という話しになった2007年、キンジーノフ氏は「懐かしき稚内」と再会し、稚内の音楽ファンは彼の素晴らしいバンドと出逢うことになる…

「懐かしき稚内」と再会したキンジーノフ氏は『ワッカナイ』の新ヴァージョンを用意し、2007年に稚内でそれを披露した…

稚内の音楽ファンは…「“幻”のようなものになったあの1回では勿体無い…」感じていたが…<ヴレーミャ・ジャザ>は何度も稚内に現れるようになった…その中で、彼らは全公演で必ず『ワッカナイ』を演奏するようになった…

やがて『ワッカナイ』は駅や空港で流す観光宣伝フィルムのBGMになり、稚内を訪れる多くの人達の耳に残るようになっている…

『ワッカナイ』はともかく、「サハリン随一のバンド」が何度も稚内にやって来てくれている訳だが、これもリーダーのキンジーノフ氏が「懐かしき稚内」を大切に思っていて下さるからこそであろうし、各メンバーも来日機会に色々な想い出を持ち帰っているからであろう…こうした辺りに「友誼に篤い」一面を見せることも在る「ロシアの人達の善さ」に気付かされるような気がしないでもない。或いは、所詮人間には「友達と友達になっていない人」の2種類しか居ないというようなことに行き着いてしまうのかもしれないが…

その<ヴレーミャ・ジャザ>のキンジーノフ氏と懇意にしている稚内在住の方が、今般サハリンを訪ねている。私自身とは全く別なグループなのだが、一緒になったフェリーの船上で「彼らの演奏を聴くことが叶う場面が…」という“超重要情報”がもたらされた…私自身稚内で、加えて昨年の旭川でもメンバーと接点が在り、時々彼らを思い出していたので、「多少強引にでも出掛けて…」と密かに期するところが在った…

小雨が降る中、「こんなものは雨の範疇では無い!!」と、少し懐かしい皆さんとの再会を期して会場となったホテル館内のレストランへ約40分の道程をものともせずに歩いた。そして嬉しい再会を果たした!!

↓演奏と歌を披露する<ヴレーミャ・ジャザ>…
wakkanai097 - View my 'группа 'Ваемя Джаза' из Сахалина (SEP 04, 2013 at Hotel 'GAGARIN' in Yuzhno-Sakhalinsk, Sakhalin, RUSSIA)' set on Flickriver

この日登場のメンバーは…

ウラジーミル・キンジーノフ(ピアノ)
ウラジーミル・マシキン(ドラムス)
ヴィターリー・ブィチコフ(ベース)
ユーリー・スヴォーロフ(サクソフォン)
ゲオルギー・ゾボフ(シンセサイザー)
エレーナ・アクシェンツェワ(ヴォーカル)
エレーナ・トロヤン(ヴォーカル)

キンジーノフ、マシキン、ブィチコフ、アクシェンツェワの各メンバーは4回の稚内公演全てに登場している。ゾボフは2010年、2011年に登場していて、トロヤンは未だ登場していない。スヴォーロフは2012年の稚内・旭川で初来日を果たした。

曲毎にヴォーカルは交代し、時々合唱になる曲も在るのだが、今般はその合唱になるモノは演奏しなかった…そして、「極東屈指!!」の呼び声も高いスヴォーロフのサクソフォンの音を軸にしたインストゥルメンタルの曲が素晴らしい…

↓今般の『ワッカナイ』(ライヴヴァージョン)を撮ってしまった…


素晴らしい生演奏に触れる…貴重な経験だ!!日本中、否!!世界中の人達に彼らの演奏と歌の素晴らしさを、是非知って頂きたいものだ…
posted by Charlie at 22:43| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする