高見馬場から鹿児島中央駅前までは“2系統”の路面電車が通っている。この区間は、数え切れない程に乗車した…「高見馬場⇔加治屋町⇔高見橋⇔鹿児島中央駅前」という区間…ハッキリ言って、天候が悪くなければ歩いても構わないと思えるような距離だ…「停留所1つ」程度であれば「何時の間にか」という感じで歩いてしまうが、運行間隔も頻繁で便利な上に、“1日乗車券”の御蔭で何度でも乗れるのであれば、これを使わない手はない…
高見馬場から鹿児島中央駅前の区間で殊更に記憶に残るのは…高見橋である…
高見橋の停留所の眼の前に『かごっまふるさと屋台村』が在る…例えば「鹿児島中央駅3分」というような、“駅構内”も同然なホテルにでも滞在しているなら、ホテルと屋台村の往来は徒歩になったことは確実―実際、2012年12月はそうだった…―だが、「高見馬場停留所すぐ」のホテルであれば、路面電車の利用が好い…
屋台村での愉しい時間や、1日に出会った色々なモノを思い出しながら、停留所で高見馬場を通ることになる鹿児島駅前に向かう電車を待つ…夜になり、運行間隔がやや開く…
↓鹿児島中央駅前を経て郡元へ向かう路面電車が先に現れるというような場面…往々にして在る…
![8613554880_65e7d66ab1[1].jpg](https://mirage-hdr.up.seesaa.net/image/8613554880_65e7d66ab15B15D-thumbnail2.jpg)
↑一寸“パステル画”調で纏めた…窓から漏れる灯りに乗客の姿が浮かぶ…「乗客の数だけ物語を乗せて」というようなフレーズが思い浮かぶ…
高見橋の停留所の辺り…鹿児島中央駅辺りの<アミュプラザ>屋上に据えられた大観覧車の電飾が見える…あの大観覧車…乗ってみたいのだが…何か「1人でふらりと…」というのは気が進まない…札幌市内のビルの屋上に据えられた観覧車や、横浜の“みなとみらい”に在る観覧車に乗ったことがあるが、その時は1人ではなかった…
↓そんなことを思っていると、大観覧車を背景に、鹿児島駅前へ向かう電車が現れる…
![8613552638_b08541f25b[1].jpg](https://mirage-hdr.up.seesaa.net/image/8613552638_b08541f25b5B15D-thumbnail2.jpg)
↑これも“パステル画”調で纏めた…
こうして夜の路面電車を利用してみると…「暗い早朝から真夜中近くまで…路面電車は随分と頑張るものだ…」等と思ってしまう…