『かごっまふるさと屋台村』は2012年の春にオープンしたのだという。鹿児島中央駅から歩いて行ける場所だが、路面電車の高見橋停留所の眼の前に在る。8席程度の店舗と、店舗前にもテーブルが設えられていたりする。26店舗在るそうだ…『かごっまふるさと屋台村』というオリジナル焼酎が安価で提供される他、色々なモノが呑めて、鹿児島県下各地の美味いモノ、鹿児島でポピュラーなモノが集合している感じの場所だ。“屋台村”…私が他所で経験している範囲では、帯広のモノや八戸のモノに一寸似ている…
2012年12月…結果的に「九州7県巡り」を果たした際、九州で最初に宿泊したのは鹿児島だった…
あの時は…途中の大阪や熊本で酷く雨に濡れて、やや草臥れた身体を引き摺って、生乾きのタオルのようになった上着を引っ掛け、とりあえずホテルに荷物を置いて向かったのがこの屋台村だった…小さな空間の中で、居合わせた人達が直ぐに打ち解けて、色々と愉しいお話しが出来るという“屋台効果”とでもいうようなものの恩恵で、「明日はきっと晴れて、朝陽が視られますよ!!」と御常連に声を掛けて頂いたのが嬉しかった…
その翌日…早朝に宮崎方面へ移動する前夜には別な店に…そこでは、稚内の友好都市である枕崎生まれであるという店主氏に出会い、何度も「アレが美味かった…」と思い出すことになる、“畜産王国”の鹿児島県産の豚肉を使った豚丼を頂いた…
2013年3月…通産3回目の鹿児島だった…早朝に雪が舞っていた中で新千歳空港へ出発し、羽田空港で乗り継いで空路鹿児島に辿り着き、空港辺りで空腹を覚えながら、物凄く混んでいたバスでとりあえず鹿児島中央駅に着いた…「白くま黒豚電車」こと<でんでん>を到着直後に目撃し、「<でんでん>が私を歓迎してくれた!!」と勝手に嬉しく思い、やがて鹿児島市内を動き回る、路面電車やバスを利用出来る“1日乗車券”を仕入れるなどし、何となく歩き始めた…
そして『かごっまふるさと屋台村』に至ったのだが…一部店舗で“ランチ”をやっていることに気付いた…丁度空腹だったのでランチを頂いたが…そこで“スタンプカード”なるものを頂いた…
“スタンプカード”…26軒の店名が書かれていて、寄った店でカードを出すとスタンプを押してくれる…5つ集まると…『かごっまふるさと屋台村』のロゴが入ったグラスを頂くことが出来る…「これは善い!!」と、鹿児島に滞在した3月21日から3月22日でそれをクリアすることにした…
という些細な切っ掛けで『かごっまふるさと屋台村』に親しむことになった…結局、鹿児島を発つ日に至るまで3回出くわした札幌の方と知り合ったり、九州の他県から1人で来ていて「1店1品1杯」というようなことをしている方を視掛けて、「私もその流儀で…」というようなことが在った…幾つもの店を梯子したが、各店の皆さんや居合わせた地元の皆さんや他所から来ている皆さんと話しも弾んだ…
こうした『かごっまふるさと屋台村』の愉しい想い出を記憶に留めようと、一寸写真を撮ったが…存外な枚数になった…
↓そこで『かごっまふるさと屋台村』関係の写真を“セット”としてみた…

追って、各写真の話題を記事に起こしたい…写真を何となく視て…「他愛のない…」と切り捨てたくなるようなモノも在るのだが、何れも「珠玉の想い出」に連なる写真である…