2013年02月21日

鹿児島の路面電車:“1014”&“9505”&“507”(鹿児島駅前 2011.12.19)(FotoSketcher)

初めて鹿児島の路面電車に乗った日…あの日は…「稚内から枕崎まで、全行程を鉄路で!!」を成し遂げたという「勝手な自己満足」を祝福してくれるかのような好天だった鹿児島に、冬の太陽が傾きかけた辺りに着いたのだった…鹿児島市役所の観光振興課に図々しくもメールして教えて頂いた「路面電車で手軽に行ける、桜島がよく見える場所」ということで情報を得ていた“ドルフィンポート”―真摯に御対応頂いたOさんに大感謝!!―を訪ね、「西日を受ける桜島」の勇姿に感心し、更に“一日乗車券”を駆使して動き回っていた…

日没後に空が紫色に染まった…南九州屈指の都市を行き交う車輌のライトが目立ち始め、繁華街の電飾看板や建物の窓から漏れる灯り、街灯の光が滲み始めた頃だった。「どんな所に至るのか?」と訳も判らずに乗車した路面電車は、鹿児島駅前に至った…

鹿児島駅前…2つの運転系統を持つ鹿児島の路面電車の双方が終点・基点としている停留所である。ここに至った路面電車は、乗務員(=運転士)が一息入れた後、また逆方向に発車して行く…停留所前の軌道は“フォーク”のようになっている。枝分かれして、3つの車輌が並んで停車出来るようになっていて、停車する場所は屋根で覆われている…

この辺りには電車が運行を開始して日が浅かった頃から停留所が設けられていて、往時は“停車場前”と呼ばれていたらしい…鉄道駅の鹿児島駅に関しては、後年に「鹿児島駅は貨物ターミナル、西鹿児島駅は旅客ターミナル」というような“棲み分け”が決められたことから、「一寸ローカルな駅」になった…西鹿児島駅の方は、新幹線登場を受けて鹿児島中央駅と改称されていて、周辺も「新しい市街」という雰囲気になっている。

↓紫に染まる空を背景に、新旧3輌の電車が並んで待機している様を見かけた…“水彩画”風に纏めてみた…
8491186591_203bde46ac[1].jpg
↑左から、“1014”、“9505”、“507”である…

↓これらの電車に関して、少し調べてみた…

<1000型>
“ユートラム”という愛称が在り、2001年に登場し、2002年から運行している。“国産”としては“初”ということになった、「超低床」の路面電車である。“リトルダンサー”と呼ばれるシリーズの一つということになる。3つの部分が連接されているが、「3体で“1輛”」という扱いになる。この型は現在9輛が活躍中だ。“1014”は2004年3月に竣工した。

<9500型>
1960年代以来活躍していた800型―廃止になった大阪市電から譲り受けたモノ―を改造し、1995年から初登場している。800型であった頃と、外観は随分変わっているようだ。1995年3月から200年2月の期間で15輛が揃った。目下、鹿児島市交通局が「最も多く所有」している車輛であり、見掛ける確率は高い。9500型は、登場時期によりクーラーの位置や方向幕等、多少の相違が在る。“9505”は1996年3月に竣工した。

<500型>
1955年に初登場。戦後の困難な時期を抜け出した中、製造から20年以上経た旧式車輛が目立つ状況であったことから、近代化された新車輛の導入を図った際に登場している。1955年から1956年に掛けて、計15輛が順次納入された。現在は4輛が運行されているらしい。“507”は1956年12月に竣工した。

“9505”は「各地で視掛けるモノ」に非常に似ている…“507”は「永年に亘って活躍」という感じがする…“1014”は「新世紀の主力」というようなイメージだ…

実はこの写真…かなり気に入っている!!2012年は、天候の按配も在って、こういう光景―紫に染まった夕空を背景に待機する路面電車―を視ることは叶わなかった…或いは「路面電車が好き?大変結構!!これからもよろしく!!」とばかりに、こういう様子を見せてくれたのかもしれない…
posted by Charlie at 19:02| Comment(0) | FotoSketcher/鹿児島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

稚内:雪が積もった朝…降雪継続中…(2013.02.21)

「暦の上では春ですが、まだまだ厳しい寒さも続く中、皆様におかれましては益々御健勝のことと御慶び申し上げます」等というのは、この時季の決まり口上かもしれないが…今朝の稚内は“真冬”の様相以外の何物でもない。この時季の暦を“春”ということに決めた責任者がハッキリしているなら、思い切り罵倒してやりたくなるような状況だ…

起き出して程無く、煙草を切らしていたことを思い出し、それを求めに出ようとした。昨夕は「強力な寒気の接近」という気象情報を耳にしていた。とりあえず、確りと防寒用の上着を着て、ニットのキャップを着用した。拙宅から通への出入口の前で、思わず引き返した…深い雪に対応した、丈の長めなブーツが必要な状態だったのだ…

扉を開けて、2歩目辺りから雪を漕ぎ、通に出た…

↓路が半ば埋まってしまっている…
8493613204_fbba732ffd[1].jpg
↑風は微弱だが、降り方はやや激しい…

きっと、人々が寝静まっている間に雪は深々と降っていたのであろう…半ば「路無き路」のような積雪を漕いで進む…

↓既に「少し早めな…」という人は活動を開始している時間帯に入っている…ドライバーにとっては、暗い山道よりも性質が悪い、「真っ白で見え難い」中で車やバスも動き始めている…
8493614730_9047cb506a[1].jpg

こんな時…口を突くのは「わや…」という言葉だ…
posted by Charlie at 07:22| Comment(0) | HDR/稚内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする