2013年02月07日

【鹿児島とあなたと市電プロジェクト】のオリジナルグッズ…

大変に嬉しい贈り物を頂いた…

↓鹿児島の路面電車に登場する予定の「白くま・黒豚電車」の愛らしいイラストが入ったグッズである。「全国から通販で入手可能」という訳ではない!!なかなかに貴重かもしれない…
8452094382_bc08e2d874[1].jpg

電車の車体を白と黒に塗り分け、白い側を“白くま”(鹿児島名物のカキ氷に因んだ白い熊)に、黒い側を「畜産王国」である鹿児島を代表する産物である“黒豚”にするという計画である。街で出くわすと笑みが零れるような、愉しげな車輛である…

↓“白くま”側のイラストが入ったグッズ…
8452092106_83dbe25319[1].jpg

↓“黒豚”側のイラストが入ったグッズ…
8451001895_20b8d04d42[1].jpg

鹿児島を訪ねる機会が在り、その中で気に入ったモノは多々在るのだが、路面電車はその筆頭である。パネルに芝生を植えたものを軌道に敷き詰めていて、「緑の絨毯の上を電車が駆ける」というようなイメージになっている鹿児島の路面電車なのだが、これが凄く素敵である。

その大変に気に入っている鹿児島の路面電車に関して、こんな愉しげな「白くま・黒豚電車」が計画という話しを耳にして、「これは是非会いに行きたい車輛である…」と思っていた。

更に…この計画の実現に向けて、地元の若者グループ【鹿児島とあなたと市電プロジェクト】が奔走していて、計画実現に向けて募金を始めていたことを知った。それを聞いて、「他地域のモノ好きなおじさんの一人」として「極々些少で恐縮…」と思いながら募金をした…

“オリジナルグッズ”は、募金者に配布するなどしているということで、「桜島を望む鹿児島」から「利尻富士を望む稚内」にまで、3,000km以上も運ばれて届いた訳である…

↓本件の近況だが、こういう具合に報じられている…
>>学生が発案 白くま黒豚電車、3月運行開始へ 鹿児島市(南日本新聞 2013.01.29)
↑来る3月にこの「白くま・黒豚電車」が登場しそうだ!!!

この「白くま・黒豚電車」の実現に向けて奔走中の【鹿児島とあなたと市電プロジェクト】というグループだが…

↓グループに関して、彼ら自身はこのように説明している…
2011年7月から2012年2月にかけて行われた【かごしままち巡り推進事業】で提案した『しろくま電車』(原案)の提案実現に向け活動中のプロジェクト。

この説明に在る【かごしままち巡り推進事業】とは何だろう?

↓ここに説明が在った…
鹿児島市ホームページ |かごしままち巡り調査研究報告書(回遊性に関する調査研究)

↓取組のあらましを引用する…
本市の魅力をさらに高めるために、錦江湾や桜島、歴史といった、本市ならではの資源や特性を生かした新たな取組について、県内外の大学生との連携等により、若い感性や専門的知見を生かした調査研究を行いました。
地域にとって当たり前のものを観光資源として見出す「外から」の視点、地域の賑わいや活性化のための新たな活動に欠かせない「若者」の視点、旅行や商品に関する情報感度の高い「女性」による視点、これらの三つの視点により検討を行いました。

結局、“鹿児島市”の広い領域―列車で枕崎を目指した時に通り過ぎた駅が“市内”だったことを知り、後から「意外…」と思った程に広い…―を住民や来訪者が自在に巡って楽しむことを提言する資料を、学生等の若者を募って創ってみようとしたということなのであろう。

平成22・23年度(2011年から2012年)の“2ヶ年”でこの【かごしままち巡り推進事業】が行われたということで、上述の鹿児島市のウェブサイトでは「報告書」も視ることが出来るようになっている。

ここで公開されている「報告書」は、“2ヶ年”の調査について纏めたもので膨大なのだが、2年目の平成23年度に出されている「概要版」を拝見した。(それでもA4版で50ページ強だが…)

その「概要版」の中には、「この地区でこういうことをやると面白いかもしれない」という「アクティヴィティーの提言」が満載されている。或いは、これをパラパラと視てネタを仕入れ、数日滞在してそれらの幾つかを試してみるだけで、「一味違って愉しい鹿児島!!」が体験出来るかもしれない…これはなかなかに価値が高い。

この「アクティヴィティーの提言」の中に『しろくま電車』というアイディアが在る。白い電車にマスコットマークを付けるなどして、乗務員も“白くまキャップ”を被って乗客を迎えるというようなアイディアである…

この『しろくま電車』というアイディアについて、【かごしままち巡り推進事業】に参加した地元の学生達の間で「実現してみたい!!」ということになったらしい…やがてデザイナーが協力して、現在準備中の「白くま・黒豚電車」という計画案になった訳だ。

現在では、様々な「全面的に広告」の塗装やラッピングの路面電車は珍しくはない。だから、「屋外広告看板等の規制に鑑みて問題が無い」デザインのものであれば、経費を捻出し、電車を運行している事業者との話し合いが纏まれば、「白くま・黒豚電車」のようなものは実現可能であろう。

が…こういうものを実現するには100万円からの経費が要る。フルタイムで働いている社会人でも、100万円となれば「ポン!!」と簡単に出る訳でもない。フルタイムで働いているのではない学生であれば…更に大変であろう…そこで募金が始まった…当初の「始めました!!」という段階では「目標までには少し遠いかもしれないが…」という雰囲気であったが、次第に話しが拡がり、「そういう趣旨なら協力しよう!!」という輪が広がったように見受けられる。

若者のグループが「やってみましょう!!」と提言して、実現に向けて募金を始め、それへの協力の輪が広がった中、電車を運行している交通局も「3月に…」と準備を本格化させている様子である。もしかすると…3月末には卒業する4年生も居るので、交通局も「その時季までに…」と考えたのかもしれない…だとすれば粋な話しだが…

「100万円」と言うが、理屈としては「100円ずつ1万人が募金」で集められる。人口数万人の街であれば、「街の人口の1割、2割」という人が賛同して募金しなければならない話しで、「募金を…」という話しにはなり悪いであろう。数十万人の街なら…「理論的には決して無茶苦茶な訳ではない…」という判断になるかもしれない…

そんなことも何となく頭の中を過るのだが、この際それはどうでもいい。「やってみようかと…否、やってみたいのです!!」という人達が居て、それに協力する人達が少しずつ現れ、話しが拡がるに連れて「そういうことなら私の所も協力出来る。協力したい!」という輪が拡がって、「もう少しで実現!!」という辺りに至った、この“過程”がとにかくも素晴らしいと思う。所謂“まちづくり”と呼ばれる諸々の活動は、或いは色々な人達が「出来る範囲で、可能なように」と何かをやって、この電車の件で見られたような“過程”を創り出すことなのかもしれない。

「出来る範囲で、可能なように」ということで何かに取組む…普通なことのようではあるが…世間では「出来ないことを挙げ連ねる」方を先にやっている…結果として何かをするでもなく、何かをする意志が在るのか否かも判らない…という人が多数派に見えてしまう場合も多く在る…だからこそ、淡々と「出来る範囲で、可能なように」という具合で事を進めているように見える若者グループの動きが尊いように思える…

突き放したように聞こえる位に客観的に言えば、「白くま・黒豚電車」の件は、「全国に19在る路面電車の事業者の1つが、運行地域内の有志団体が発案した広告塗装の電車を運行する」というだけのことである。しかし、そこへ至る“過程”が「電車を素材に街を盛り上げる」という“まちづくり”そのものになっている。

鹿児島市が行った【かごしままち巡り推進事業】なるものが、その後どういった展開をしているのかは承知しないが…「この地区でこういうことをやると面白いかもしれない」という「アクティヴィティーの提言」が、この電車の一件のように、たった一つからでも“型”を帯びることが積み重ねられると、「日本屈指の活き活きした街」と呼ばれるようになっていくのかもしれない…

わざわざグッズを送って頂いたのが嬉しく、「事の起こり?」等と思って調べながら、思い付いたことを延々と綴ってしまったが…池に投じた一石から波紋が広がるように、“言い出しっぺ”の若者達の奔走から協力の輪が拡がって、実現しようとしている「白くま・黒豚電車」である。鹿児島は、遠い昔の出来事や、敬意を払われる史上の人物達の足跡を伝える興味深い物が多く、桜島を望む景色も素晴らしく、酒や肴も美味い…そこに「愉しげな電車」が登場する…その様子を観に行きたい!!続きを読む
posted by Charlie at 18:36| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「冬らしい」様子…

↓近所で出くわし、S95を持参していたことを思い出し、咄嗟に撮った画…


作業関係者の皆様、御苦労様…
posted by Charlie at 07:44| Comment(0) | Movie Maker | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする