2013年01月22日

鹿児島中央駅(2012.12.17)

例えば“みかん冷蔵倉庫”というような地元の北海道では聞いたことがない―北海道で柑橘類の栽培は…少なくとも農業として採算が取れるような規模では不可能であるように見受けられるのだから…―ような看板が見えることも在る、見慣れない車窓を眺め、暗くなって何も見えずに退屈してしまったり、何となく居眠りをしながら列車等で旅をするのは愉しい。正しく「見慣れぬ路の果ての見知らぬ街」を巡るような旅である。

そんな様子を“アルバム”に整理しようと思い立ち、編集作業を始めた時、“表紙”に採用したのは…

↓早朝の鹿児島中央駅の写真だった…
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↑愛用のS95で強引に“手持ち撮影”してしまった写真だが…なかなかに気に入っている。

拙宅の最寄駅ということになる稚内駅は、白い外壁の建物である。そこを発って、辿り着いた先の駅が黒い外壁…何か「遠い国へ…」というような感慨が沸き起こる…

「宮崎県、大分県方面へ北上…」と思い立ち、早朝の“始発”というような列車を利用することにした。鹿児島中央駅は「賑やかな場所」というイメージだが、そんな早朝の時間帯はひっそりしている。九州新幹線の起点・終点になることから「新たなデザインで改装された」という駅だが、「忙しい一日に向けて目覚め始める」という時間帯の雰囲気が好い…

私が未だ小学生だった頃になるであろうか?当時の国鉄が運行していた寝台特急…通称“ブルートレイン”が大変に注目されていたことが在った。色々な列車を紹介する本等が出回っていて、随分と目を通した。その中では「東京・西鹿児島」という運行の列車が「最長距離の列車」ということで紹介されていた。

実は…鹿児島を初めて訪ねた際…より正確には…枕崎を目指した2011年12月、深夜帯に入ろうかという時間に鹿児島中央駅に到着した時だったが…ふと「小学生の頃に本に出ていた“西鹿児島”という駅は何処なのだろうか?」と思ったのだった…実は“西鹿児島駅”が改名され、現在の“鹿児島中央駅”になっている。程なく「そう言えば!!」と思い出したが…

この駅だが…1913年に初めて“武駅”(たけえき)として設置され、1927年に“西鹿児島駅”に改名された。1970年代以降、特急などの優等列車は西鹿児島駅発着ということになった。故に“ブルートレイン”が注目された頃、発着駅として“西鹿児島”が紹介されていたのだ。1996年には現在の駅舎に建て替えられ、2004年の新幹線開通を機に“鹿児島中央駅”に改名された。

という訳で、“鹿児島中央駅”という名前になってから10年足らずなので、「中央駅」という通称の他、現在でも「西駅」という旧称が人の口の端に上ることも在るようだ…

この黒い駅舎だが…1996年に登場した時は赤い駅舎だった…これは2010年に改装され、現在の黒になったそうだ…更に…この鹿児島中央駅は、JR九州の駅としては、博多駅、小倉駅に次いで乗降客が多い駅らしい…

また何時か、辿り着いてみたい駅だ…
posted by Charlie at 19:08| Comment(0) | HDR/2012年12月の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする