2012年06月11日

サハリン州郷土博物館(2012.06.06)

地元の歴史等を伝える“博物館”に類する場所で、その「建物そのもの」がなかなかに価値が在って立派なモノであるという事例…意外に在るようにも思うが…

↓ユジノサハリンスクで視掛けるこの博物館…
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↑「先ず、建物そのものが、大変立派な“展示品”だ」と何時も思う…

↓建物の周りは2000年代に入って綺麗に整備され、市民の憩いの場になっている…
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建物は「コンクリートの建物に、和風な瓦屋根を取り付ける」という、1930年代に日本で流行った“帝冠様式”というもので建てられている。日本国内でも、この時代の建物、この様式に数えられる建物は限られたものしか残っていないが…広大なロシアでも、こんな様式の建物はこれ位なものであろう…

この建物は、1937年に竣工した“樺太庁博物館”だった。1946年のソ連化以降も博物館として使用され続けている。“機構”としては、「アレクサンドロフスク・サハリンスキーに在ったサハリン州郷土博物館」が“移転”という型になっていて、「博物館の歴史」は「アレクサンドロフスク・サハリンスキーで興り」という所から綴られるのが現在の通例のようだ。

↓中の階段もなかなかに堅牢そうだ…
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↑こういう雰囲気…「軍隊の司令本部か何か」を想わせるが、ここは飽くまでも博物館である…

↓偶々、出入口辺りをゆっくり眺めてしまった…
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↑扉に「菊の御紋章」が浮き彫りになっている…

扉の「菊の御紋章」に初めて気付いたのだが…また改めて訪ねると、新しい発見が在りそうである…
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ネヴェリスコイ像(サハリン州郷土博物館)(2012.06.06)

何かの都合で変わる場合も在り得るのだが、ユジノサハリンスクのサハリン州郷土博物館では概ね下記のような展示が視られる…

1階左側:古生物、自然、動物
1階右側:考古学系のモノ、北方少数民族関係
2階左側:19世紀から20世紀前半の歴史
2階右側:第二次大戦期以降の歴史

こういう具合なのだが…1階から2階へ階段で上った辺りで来館者を見詰めている銅像が在る…

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この人物…ゲンナージー・イワノヴィチ・ネヴェリスコイという…

ネヴェリスコイは19世紀のロシア海軍の軍人だ。1853年に、今日のコルサコフに砦を築いた人で、それまで“タタール湾”とされていた箇所を“海峡”と改めたとされている。「タタール海峡」…要するに「間宮海峡」であるのだが…

サハリンでは、このネヴェリスコイは「地域を拓いた先人」として大変な敬意が払われているようだ。樺太時代には“本斗”と呼ばれていた街は、このネヴェリスコイに因み、1946年に“ネヴェリスク”と改名して今日に至っていたりする…

サハリン州郷土博物館には、このネヴェリスコイも含め、サハリンへやって来た航海者達も紹介されている。日本関係の最上徳内、間宮林蔵、松浦武四郎という辺りも確り紹介されていた…

やや厳しい感じで博物館を訪れる人々を迎えているネヴェリスコイ…辿り着いた極東の島が資源ビジネスで注目されている今日の様子など、想像だにしなかったであろうと想いながら像を見上げるが…同時に「こういう顔や体格のおじさん…意外に視掛ける…」などとつまらないことも思ってしまう…
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ペットボトル入りのビール(2012.06.06)

“ビール”と“ペットボトル”…余り結び付かない…

↓サハリンへ行くと、ペットボトルに入ったビールが売られている…
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“ビール”というのはなかなかに繊細で、光に当ると劣化するらしい…そこで壜は茶色なのだが…サハリンでは茶色のペットボトルに入っている…

サハリンで視掛けるペットボトルのビール…地元の会社で造っているものが多い。というよりも、ロシア全土に出回っていて、日本でも一部輸入されていたり、日本国内のロシア料理店等でも出ているようなビールは、普通に硝子壜や缶に入っている…「ペットボトルのビール」は、言わば「サハリンの地元の味」ということにもなる…

ユジノサハリンスクの店で頻繁に視掛けることも在るが、私は稚内港からのフェリーが到着するコルサコフで製造されているものが何となく気に入っている。写真はそのコルサコフの会社のものだ。

↓コルサコフの会社のサイトが在った…
>>Северная звезда(ロシア語)
↑この会社ではビール以外にも色々と製造している…

私自身は試したことはないが…このペットボトルのビールを持ち帰って、少し経ってから呑むと、何となく品質が劣化してしまうのか、サハリンで呑む時のような感じとは異なるのだという…「土地の味は地元で楽しむ」のが善いということか…
posted by Charlie at 22:02| Comment(0) | HDR/サハリン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする