2011年10月23日

国鉄C55型蒸気機関車の動輪(稚内港北防波堤ドーム前)(2011.10.22)

“稚内港北防波堤ドーム”は、往時は“屋蓋式防波堤”と称されたもので、「屋根を掛ける」ことで埠頭に敷設した線路、貨車、客車、機関車、或いは乗客や働く人々を護ることを企図したものであった。屋根の下辺りはプラットホームで、並んでいる柱の前に線路が通っていた…

↓その線路が通っていた辺りから多少ずれているとは思うのだが、機関車の動輪が飾られている…
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↑海辺で戸外であるため、金属のモノはどうしても傷みが酷くなってしまうが…

これはC55蒸気機関車の動輪である…

C55蒸気機関車は1935年から1938年に掛けて製造された蒸気機関車で、1号機から62号機が全国各地で活躍した。更に台湾でも8両が活躍していた。“63号機”以降については設計変更箇所が多かったために「C57」という新たな形式の機関車という話しになり、C55は62号機までで打ち止めになった…

C55は各地の旅客列車を牽引して活躍しており、稚内にも来ていた。1970年12月まで急行列車を牽引していたそうだ…

実はこのC55…一輌丸ごとが稚内港北防波堤ドーム前に飾られていたが…1996年に「金属が塩害で傷んで危険」という話しになり、解体されてしまった…以降はこの動輪だけが残っている…

↓各形式の蒸気機関車を好い状態で保存している京都の“梅小路蒸気機関車館”に、このC55が在る!!
C55 at Kyoto on DEC 18, 2010 (1).jpg
↑ただ…動く状態ではない…

現在、このC55は各地で4輌が“静態保存”となっているようだ…C55の設計変更から登場のC57は215輌も製造されていて、“静態保存”も多数で、動く状態のモノも2輌在る…その中の1輌である180号機を2008年に会津若松で観たことがある…

近所にさりげなく在るC55の動輪…意外に貴重だ!!
posted by Charlie at 20:40| Comment(0) | HDR/稚内港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする